国道沿いにもコスモスが顔を見せ始めて、
すっかり秋めいてきたね。
実家から自宅に戻る前に、
Nさんと少し会うことができた。
『お母さんの様子、どうだった?』
『うん、全然元気。
まだ痛くも痒くもないし。』
『これから大変だけど、 きっと大丈夫!』
Nさんは、私の手を力強く握ってくれた。
そして、
私の気を紛らわしてくれてるのか、
いつもの楽しいお喋りをして、
また車内で爆笑した。
『疲れてるでしょ。
早めに帰って休むんだよ。』
『ありがと。』
Nさんは、
私の背中に手を回して抱き締めてくれた。
『ん?? なんか…』
『なぁに?』
『服が、いつもより分厚い。 秋物?』
『だって、もう秋だもん(^^;)』
『……ちぇっ。』
『ちぇって…笑
これからドンドン厚着になるわよ〜!』
『素肌まで遠い…』
『オジさんが何言ってんのよ〜(^◇^;)』
『次のデートは、 ゆっくり昼寝出来る所に行こうか。』
『やだ…』
『よし、決まり!』
やだ! って言ってんのに。
それに、
いつもそう言って
行き先変えるじゃないの。
きっとまた、
うどん屋さんと温泉でしょ?(*^^*)