ぷくぷくの住んでる所は、
ノーマルタイヤでも不都合はないんだけれど、
スノボにも行くNさんは
スタッドレスタイヤを買った。
先日のドライブで山越えをしたら、
国道は何ともなかったから、
Nさんはちょっぴり残念そう。
でも、
所々道路脇に残ってる雪や、
脇道の方をチラチラ見てるの気付いてたよ。
『雪道、走りたいんでしょ?
いいよ! 行き先変更しても(^^)』
『いや… そういうわけじゃないけど。』
『私も雪 見たいから(*^^*)
次の信号を曲がってみたら?』
『そ、 そう?( ̄∇ ̄;)』
脇道にそれてしばらく走ると、
案の定真っ白な雪道。
田舎道だから車も走っていない。
Nさんは、待ってましたとばかりに、
わざとブレーキを踏んではタイヤの具合を確認してる。
なんだか、
新しい靴を買ってもらって喜んでる子供みたい
(^^;)
ブロ友の、
『Oさん』の言った通りだったわ( ̄∇ ̄)
広い路肩に車を停めて、
二人で雪の上を歩いてみた。
こんなに積もってるところなんて滅多に見られないから、
私もテンション上がってしまった(^^;)
『ねーねー、
こっち来て!』
Nさんを呼ぶと、
自分の車の写真を撮ってる。
ほんと、車好きなんだから…
『車と私、どっちが大事なの?』
なぁんて言ったりしないから、
安心してね。
その日のデートをそろそろ終えようとした頃。
Nさんちの近くに車を停めてしばらくお喋りをした。
どこからか 家族の話になって、
お母様と二人暮らしのNさんは、
『オカンもいつかはいなくなるし、
子供たちも家庭を持ったりして…
そうやってオレはひとりぼっちになってくんだな〜。』
なんか、
いつも頼もしいNさんが、
私の胸元に頭を預けて淋しそうに呟いた。
『Nさん、どうしちゃったの?(^^;)』
『だから…
ぷくぷくさんが良ければ、
ずっとオレのそばにいてね。』
『変なNさん(^^;)
うん、
ずっとそばにいるよ!』
簡単に返事しちゃったけど、
それって〜……。
話題:デート
久しぶりの丸一日デート。
ランチブッフェの後は温泉。
小川や山に囲まれた静かで開放的な露天風呂が、
とても気持ちよかった(*^^*)
次は街が一望できる観覧車に
Nさんを誘った。
観覧車なんて、何十年ぶりだろう…
と、恥ずかしそうにしてるNさん。
イヤなのかと思いきや、
透明のゴンドラがいいと言いだした。
いい歳した二人が透明の観覧車に乗ってはしゃいでる… 奇妙な光景( ̄∇ ̄)
『ぅわ〜!
これはいい眺めだね(^o^)』
『ね! 乗ってよかったでしょ?』
『うん、ありがと!』
私はNさんの隣に並んで座った。
『傾いちゃったね(^^;)』
『落ちなきゃいいよ。
ん〜 今が……チャンスかな?』
Nさんはキョロキョロ見渡してから、
不意にkissをくれた。
『やだっ!
高校生じゃないんだから(^◇^;)』
『だって、したかったんだもん。
でも、それなら透明のに乗るなって話だよな
( ̄∇ ̄)』
わざわざ透明の観覧車に乗っといて、
人の目を盗んでkissするとか…
恥ずかしながら、
ちょっと
トキめいてしまった。