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踏み出した一歩

もし、
けんちゃんに会っていたなら、

きっと私は自分を見失っていた。


号泣して、取り乱してしまってたかも知れない。

みっともない最後を
けんちゃんに見せるところだった。



けんちゃんは、全て知っていた。

私のことを全て…


だから
『来てください』 と言ってくれたんだ。


置いて行かれるのと、

会いに行くのとでは
気持ちが180度違う。


そして彼は、
『さよなら』と言わなかった。


そういう優しさが好きだ。






けんちゃんは、
遠い街で 社会人1年生として自分の足で歩き始めた。



けんちゃんとメールをした翌日。


一週間の連休明けで仕事がダルい…
はずだった。



でも、
彼の言葉で

少し背筋が伸びた気がした。





いつかきっと会いに行こう。

私の涙が枯れた頃に。




涙は枯れても、

私は枯れちゃいけないね。




おばあちゃんになっても、

『この人と巡り逢えてよかった…』




そう、
けんちゃんに思ってもらえるように。



ステキなおばあちゃんになろう。



そのための、新しい一歩。





けんちゃんと、
歩んで行く方向が違っても…








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