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催眠運転

Nさんは、
毎月お母さまを病院に連れて行ってる。

その時だけは、
私の指定席? である助手席に
お母さまが座るわけだけれども、


先日も帰り道は、
お母さまはずっと爆睡だったとか…




『オレの運転て眠くなるのかなぁ?
ぷくぷくさんもいつも寝てるよね( ̄∇ ̄)』



『そうね。
眠くなるのは私が悪いんじゃなくて、
Nさんの運転のせいだと思うわ。』


一般道は絶対飛ばさないし、
テクニックもお墨付きだ。




Nさんの会社は事故や違反にとても厳しくて、
ちょっとこすっただけでも営業車から降ろされる。

しばらくは内勤のお手伝いをする雑用係だ。
反省文や顛末書などたくさん書かされて、
見てるとかわいそうになってくる。

場合によっては
営業車とサヨナラするハメになる。



そんな会社で表彰されてるNさんだから、
安心して体を預けられる。

アクセルやブレーキもスムーズだし、
ハンドルさばきも滑らか。


フニャ〜…ってなっちゃって眠くなる。




(寝ちゃダメだ…)

と、ガマンして目を見開いてるつもりでも、
頭がコックリコックリ揺れ始めるらしい。




『シート倒して寝てていいよ。』


Nさんの優しい囁きが、
私の睡魔をより一層強くする。



眠いのは、
安心と信頼の証です。


何かのCMみたいだけど。笑


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