けんちゃんを搭乗口の方へ見送ってから

空港の屋上デッキに上がると、
すぐにメールがきた。



さっきバイバイしたばかりなのに(^^;)





『ねーさんのニオイが恋しくて…

クンクンしたい(´・ω・`)』



『やぁね〜。
今からそんなこと言って(^◇^;)』



『ねーさん、屋上にいますか?』

『いるよ!
 飛行機見えてるよ。』



地味な色の服装だったから、

けんちゃんから見えるようにと

私は持っていた赤いトートバッグを
体の前に抱っこしていた。









実家に着いて
手を洗おうと洗面所に入ったけんちゃん。


そこで私のニオイがしたらしく、
そこらじゅうをクンクン嗅ぎまわったらしい。




どうやら、
けんちゃんの実家で使ってる柔軟剤と、
私が使ってるのが同じものらしくて、


『ねーさんの服のニオイがしました(゜ロ゜)

とりあえず、これで延命できそうです』





延命って…(^◇^;)


ずいぶん大げさだけど、

実は私も
けんちゃんのニオイが恋しくてたまんないのよね。