お泊まりした翌日、
郊外までドライブすることにした。

いつもはNさんの車だけど、
この日は私の車。



『海の方から行った方がいい?』

『いや、街を抜けた方が近いかな。』



街を抜けるとなると、

Nさんのお子さんや 奥さんだった人が住んでる街を通る。


ま、私の車だからいっか。





いつものように、
お喋りして爆笑しながら走ってると、



『この辺りで、
子供たちと遊んだんだよ。』



『えっ?
この近くに住んでたの?(;・д・)』



『うん、
この奥の方にね。


それで〜、
あそこに見えるのが元嫁がやってる店。』




『えっっ…?(・・;)』




あまりに開けっぴろげなNさんに、
ちょっとビックリした。


黙っててもわかんないのに…






『これ、 バイパス行く?』



『ん〜、
どっちでもいいけど…

旧道行くと娘の勤めてる店がある(^^;)』




『よし!  じゃあ旧道ね。』




Nさんの案内通りに行くと、

お嬢さんの勤めてるお店が見えてきた。




『あっ!  いたいた(≧∇≦)

あれが娘!』




写真で見せてもらったことがあるけど、

とっても美人。




Nさんは、
お嬢さんの姿が見られて嬉しそうだ。





それにしても、

そんなに私にバラしていいの?




別に、
悪いことはしないけど…






Nさんのことを
またひとつ知ることが出来たけれど、

ちょっと複雑かな〜。