車の中で、 

何度も何度もkissをした。



『ごめん。 こんな時間…

そろそろ帰ろうか。』




そう言ったあと、
また長い長いkissが始まる。





『今日はもう、100回くらいしたかな?』




『Nさん、知ってる?

100回になるとリセットされて、
ゼロに戻るのよ。

だから〜、 初めからやり直し(*^^*)』







くっついては離れ、
離れてはまたくっついて…






『なぁに?』


『ううん、見てるだけ。』





すごい至近距離で、
Nさんに見つめられてる。



何だか恥ずかしくて、
暗いからバレてないけど
私の顔はきっと真っ赤だ。



Nさん、
いつもとちょっと違うんだもん…




穴が開くほど見つめられては、
唇を塞がれる。



マジメな顔で
『帰したくない』

なんて…



やだ、
キュンキュンしちゃうじゃない。



別に泊めてくれてもいいのよ。







好きなひとの前で
何が一番恥ずかしいかって?




スッピンでいることでも、

裸体をさらすことでもなくて、




見つめられることが、
一番恥ずかしいって気付いた。






頑張って見つめ返してみたけれど、

恥ずかしさに耐えられなくなって目をそらした。







よかった…



まだ恥じらいが残ってて。