日曜日の朝、
お互い出勤前に会った。


Nさんに頼まれてた
ホワイトデーのお菓子を渡すため。




人気のない駐車場に
Nさんの車が滑り込んできた。


『ごめん ごめん!  待った?(^^;)』


『ううん、さっき着いたところ。
私こそ、ドすっぴんでごめんね(^^;)』



『うん、
誰だかわかんなかった( ̄∇ ̄)』




買ってきたお菓子を渡すと、

『それがさ〜、ふたつ足りなくて…
申し訳ないんだけどお願いできるかな?』





今日、
Nさんは私が仕事終わるのを待っててくれた。



『はい、これ追加分ね!』



『ありがと ありがと!  助かった(^^;)

そしてね… これ!』




後ろのシートから、
大きな包みを取り出した。




『なあに?』




『ホワイトデーのお返しに決まってるだろ〜(o・д・)』