バレンタインデー前日、

チョコレートなどのギフトに群がる女子たちで、店舗は大忙し。


飲み会だったNさんを迎えに行って
ホテルに泊まるという約束をしたものの、

大幅に残業。


実はクタクタだった。




『ごめんね、こんな忙しい日に。
日を改めればよかったかな。』


『大丈夫よ。
それよりお待たせしてごめんなさい(^^;)』



『お腹すいてるよね。
何でもご馳走するよ!』



そうは言ってくれたけど、
外食をするのもしんどいから、
ラブホの夜食を頂くことにした。



私に気を遣って、
飲み物を入れてくれたり、
お風呂のお湯を張ったり…

お酒が入ってるのにテキパキ動いてくれるNさん。



いつもなら、
お風呂で一度襲われるのがお決まりなんだけど、

『ゆっくりあったまってね。』


彼はサッサとお風呂から上がってしまった。






Nさんの腕枕で、
少しお喋りをする。


『今ね、考えてるんだ。』


『なにを?』


『疲れてるだろうからすぐに寝かせてあげたいんだけど、

少しガサゴソしたい気持ちもある…笑』




『ガサゴソするくらいじゃ、
私は納得しないわよ( ̄∇ ̄)』







そして

バレンタインデーの朝、




初めてラブホから出勤した。




ブロ友 Oさん、

着替えはちゃんと持って行きましたよ。