やってみなきゃ分からん
12/10/09 00:47
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話題:営業


少し前の仕事について書いてみようかな。



多分先月くらいにも書いたけど、話題で改めて書いてみます。



えーっと。
3ヶ月前まで私、営業職に就いておりました。
企業相手とかではなく、一般家庭向けのいわゆるセールスってやつ。
内容は詳しくは書けないけど、おおざっぱにいえば子どもを相手にしたセールスでした。


入社して1ヶ月は研修期間として営業トークを覚えたり、コンプライアンスについて学んだり・・・。
なんだかんだ同期もたくさんいて毎日楽しく過ごしてたんだよね。


でも、いざ現場に出てみたら・・・。
練習した通りのトークが出来ない、お客さんに押されてしまう・・・こんな感じでなにもかも上手くいかなかった。
最初はみんなそんなもんだよね、分かってはいたんだけどさ。
出来ないのが悔しいし、何より受け入れてもらえない辛い気持ちをさっさと切り替えるってことがなかなか出来なかった。



そんな私に転機が訪れたのは、5月の半ば頃。
雨の日で今日こそは・・・って思っていろんな家庭を周っていたら、なんと2件目でトークをさせてもらえた。
今までずっとくすぶってたから嬉しかった\(^o^)/
そこでテンションが一気に上がって、なんとまぁ2回トークさせてもらって初めて営業マンとしての結果を出すことが出来たのでした。
直属の上司に報告したらびっくりしてた。笑


そこからその週はぽんぽんと結果を出したのです。
どうしたの私、って感じ。自分でもびっくりだよ。





でも、正直に言えば入社した段階で続けられる気はしてなかった。
だからかな、一気に結果が出せなくなってしまった。


私ができると信じて怒ってくれる別の係の上司の気持ちもわかる。
でも、それがストレスで重圧で、心も体も文字通りのずたぼろになってしまった。


直属の上司には「お前はできる、大丈夫だ」なんて言ってもらえてたのに。
大丈夫なんかじゃない、もう逃げたい、辞めたい。

それしか頭になかったもの。


で、もう体がもたなくなってしまって退職、という形で私の営業マン生活は2ヶ月弱で終わってしまった。



ぼろっぼろに泣いたけど、心のどこかでは正直ほっとしてた。



ようやく解放された。
もう数字を気にしなくていい。
睡眠時間も休日も削って仕事をしなくてもいい。
毎日朝が来る絶望感に襲われなくてもいい。



弱いよね、もっと必死になってたら辞めるなんて選択肢は選ばなくてもよかったのに。



こんな風にいろいろ書いちゃったけど、営業はほんとに良い仕事だと思うのだ。
辞めた人間が言っても説得力はないだろうけど。笑


ちょっとだけだけど、精神的に強くなれた。
ちょっとやそっとじゃめげなくなったよ。

私はもうやりたくないけどね!
人間向き不向きがあるってことがよーく分かった。
やってみないと分からないこともあるんだ。


いろいろなものを失った代償は大きかったけど、得たものだって負けないくらいある。
それだけ営業ってのは良くも悪くも影響を与えてくれる仕事なんだ。

もうやりたくないけど、やって良かったって思えてるよ。
たったの2ヶ月弱だったけど、密度の濃い2ヶ月弱だった。


出会えた同期にも、上司にも、先輩にも感謝の気持ちでいっぱいです。



興味がある人は挑戦することをおすすめします。
やってみないと分からないしね。
もしかしたら合わないかもしれないし、天職かもしれないし。
私が出来たんだからきっとできる!笑



そんな私の営業マン時代のお話でした。
おしまい!

んじゃね!


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