大好きな先輩のお父さんが亡くなって今お通夜に行ってきた。
今までほんとにお世話になってきて、気丈な先輩が泣いてるのを目の前にしたらつらくてたまらなかった。
夜お花見に行く話とかを普通にしてめちゃくちゃ元気だったのに、眠ってそのまま朝目覚めなかったらしい。
あまりに突然で信じられないよね。
最後先輩らしく気を使って皆に挨拶してたけど、ほんとにかわいそうだった。
自分が突然家族を失ったら、と思うとあまりにつらい。
『頑張るね。またすぐ元気になるように頑張る。』って無理矢理明るく振る舞う姿が痛々しくて、こんな時まで気を使わなくて良いのにって思った。
斎場の周りの桜があんまり綺麗だから余計に悲しかった。
お父さんは眠ったまま亡くなったから苦しまなくて済んだんじゃないかって思うんだけど、家族の寂しさは変わらないよね。
私も、親を大事にしなさいと周りから度々言われるけど、失ってから気付いては遅いんだ。
今のままだったら、後悔してもしきれないだろう。

あんなに良い人が何でこんな目に遇わなきゃいけないんだって思ったら涙が止まらなかった。
でも死を嘆いて悲しみを感じることは、それぐらい大事な人だったってことだから、幸せなことだと心底思う。
失ったものが大きいほど、大事だったってことだからね。
だからこそ大事にしなきゃいけないね。