🎩警視庁草紙
2018/01/24 09:53
話題:山田風太郎
永倉さんがちょこっと出てくるときいてこちらの“明治もの”も読んでみました。
これは知識を増やしてもう一度読み直してみたいですね。
今一つ作品の中へ踏み込めない部分があったので・・・
それでも面白く読むことができました。
連作短編になっているので一息入れやすく読みやすかったです。
思っていた以上に藤田五郎(斎藤一)の出番の多さにもニヨニヨ(*⌒艸⌒*)v
元・京都見廻り組の今井巡査に絡む姿が見れますww
それにしてもどうしてあそこまで斎藤さんは永倉さんに対してビビっていたのか?
新選組時代の関係が気になってしまいました(笑)。
「あれはわしより強い。……もう一人の雲水は、元新選組副長助勤……永倉新八でござる!」と藤田巡査が顔も声もひきつらせる永倉さんが上巻の『残月剣士伝』にちょこっとだけ出てきます。
峰打ちとはいえ平間重助に対して容赦のない永倉さんです。
無言で大根みたいに斬る!
それにしても、からす組の細谷十太夫と行動をともにして何やってんだろ(゜ω゜)?
台詞も無いちょい役なので永倉さんだけを目当てに読むにはお勧めできません。
あと、
池波正太郎の名前も出てきて驚きました。こういった山風のコミカルなところが好きです^^
ちなみに、今回読んだ『警視庁草紙』は『からくり事件帖』というタイトルでNHKでドラマにもなっていたようです。