prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
名前を呼ばないで
17:04 2014/11/18
話題:躁鬱

今日、母がパートの昼休みをとるために職場から家へ帰ってきた。わたしはその時息をひそめて布団を頭から被っていて、物音を立てないように神経を張り詰めさせていた。どうしてか?近所の人達にわたしが居ることを見透かされたくなかったから。

だけど母は階下から大きな声で「how起きてるー?パン買ってきたよー!」とわたしを呼ぶ。瞬間、言いようのない恐怖が体を包み込んで涙が止めどなくあふれ出した。
バレた!今のでわたしの存在が皆に伝わった!という恐ろしさと、なんて事をしてくれたんだ!という母への強い苛立ち。もちろん母に悪意があるわけじゃない事は分かっているけれど、それでも二つの黒い感情が一気にわき上がって、暫くベッドの中で泣きじゃくった。

そして目を真っ赤にしたままキッチンへ行き名前を呼ばれるのが怖いと伝えたかったのだけど、実際口にできたのは「呼ばなくても聞こえるから平気」という言葉だけだった。「ごめんごめん、まだ寝てるかなと思ったのよ、パンあるよ」「後で食べます」これで会話はおしまい。きっと母はわたしがhowと呼ばれることを恐ろしがってるなんて気づいてないよね。それに、名前を呼ばないでほしいと実の親に頼むのは親不孝なのかもしれない。

とにかく階下や遠くから大きな声で名前を呼ばれるのが怖い。それはたとえば昔いじめにあっていた頃の「おい!how!なんか言えよ!」と攻撃される・追いかけまわされる場面と似ているからかも。顔と顔を向き合わせた状態で普通の声のボリュームで名前を呼ばれるぶんには、涙が出るほどの恐怖はない。今度は視線が怖くなるけどね。

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