話題:精神科や心療内科の心の病の治療について

今日の診察の大半は、年明けから始まる学校についての話でした。「学んだ事をどうやって覚えていくか工夫が必要だよね」と腕を組む先生。前にも記事にした事があるけれど、わたしは短期記憶力が人よりも劣っているそうです。短期記憶というのは、短い時間だけ覚えておけばいい事柄の事。たとえば居酒屋で注文をとる時の「サラダを１つとハンバーグを２つ、それから料理よりも先にメロンソーダを２つ持ってきてください」といったものです。わたしは「サラダと……あれ？何を頼むんだったっけ？」となってしまいます。

反対に生まれて間もない頃の出来事や、何月何日に誰がどこで何をしていたのかを映像で思い出すのはとても得意なの。先生いわくこれは「エピソード記憶」といって、個人が経験した記憶の事なんだって。だから何を注文するかは覚えられなくても、テーブルのどこに何の料理が置いてあって、自分や相手がどんな順番で食事をしたかは結構簡単に思い出す事ができます。先日友達と行った居酒屋を例に出せば、わたしの向かって左前にゴボウのサラダ、その奥に揚げチーズとその調味料(左から順にお好み焼きソース、オイスター、塩)、中央に大葉の餃子、右側に和風ピザが置いてありました。わたしの取り皿は四角、友達のは丸形……といった具合です。

先生は短期記憶力を高めるための薬を出すか迷っているようでした。注意力散漫なのを抑えて集中力を引き出す薬があるにはあるそうなんですが、新薬のため値段が高いのだとか。それでこの間出した自立支援の申請が通ったら、試しに使ってみるのもいいね、との事。そうしたら学校での勉強も頭に入りやすくなるのかもしれません。

というのは、わたしは耳から入った情報を処理する能力も劣っているからです。それは脳の機能の問題で何かすれば治るというものではなく、どうにか工夫をして向き合っていかなければならないそう。これまでの診察の中でも度々先生は「ハウさんは、イラストを描いて覚えましょう」「文章を図に書き直したら覚えやすくならない？」と言ってきました。確かにその通りで最初に書いた居酒屋の注文にしても「サラダとハンバーグ×２とメロンソーダ×２」の絵を描いた方が頭に入りやすくなるんです。

だから介護福祉の学校が始まったら、文章の倍イラストをノートに描いてみようと思います。幸い絵を描くのは好きな方だから、なんとか頑張っていける……はず。がんばろう。うん、がんばろ〜！この心療内科の先生はわたしの苦手な分野をカバーする方法を一緒に考えてくれるので、とても助かるんだよ。

拍手してくれた方々どうもありがとね。

＞烏さんへ
わ〜、ありがとうございます。幽遊白書の同人本はさすがに手元に残っていませんが、飛影や蔵馬をたくさん描きました。ハンターハンターも面白いけれど、世代的に幽白の方が思い入れが強いです。なので烏さんが幽白の話をブログに出していた時は、おおー！と思ったんですよ。

＞すごいですね！の方へ
ありがとうございます、絵を描くのは好きです(*^^*)わたしも自分の字や絵が下手でイヤだなあと思う事がよくあるんですが、練習を重ねた分ちょっとずつ上達するので楽しめています。いつも考え方や言葉を肯定してくださってありがとうございます。なかなか自信を持つ事はできないけれど、コメントに救われています。