prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
障害者手帳取得に向けて&レス
14:07 2015/7/4
話題:精神科や心療内科の心の病の治療について

今日は雨の降る中、心療内科へ行ってきました。仕事を辞める日が決まった事を伝え、障害者手帳を取得したい旨を新垣先生へ話すと「確かにハウさんの場合は手帳をとった方がいくらかメリットはあるかもね。申請の手続きをしましょう」とおっしゃいました。そして会社の重役が座っていそうな黒い事務椅子をくるりと回転させて膝ごとわたしの方を向き「仕事を辞める事は、あなたの中でもう諦めがついた?発達障害特有の生きづらさに今も苦しんでいますか?」と聞いてきました。わたしは少し俯いて言葉を探し「あんなに発達障害だとバレる事が怖かったのに、職場の人達に打ち明けた今の方が気持ちはすっきりしています」と答えました。これは今の正直な気持ちです。

わたしはずっと「正常である事」に価値を見出していました。それは言い換えると世間の中の多数派に属するという事で、自分の思想や言動がみんなと同じであればある程、ほっとする事ができたのです。ですから職場では極力目立たないように目立たないようにと動き、会話の時には自分の意見を控えてごく一般的だと思う回答を口にするよう努めていました。ところがボロを出す度に「天然ボケ」だとか「不思議ちゃん」と笑われ、時に誰かを苛立たせ、その度に落ち込んでいたんですね。だから発達障害を緩和させるストラテラを必死に飲み、はやく普通になりたい、"発達障害をなおしたい"と……頑張っていたんです。

だけど発達障害は脳の障害だから、なおるものではありません。ストラテラやコンサータを飲んで幾らか症状がマシになっても完璧に特性がなくなるわけでもありません。それは最初の段階で新垣先生から言われていた事だったのに、きっとわたしは自分が発達障害の当事者である事を認めたくなかったのだと思います。

今。発達障害を一部の人達にオープンにしてほっとしている今が、ようやくわたしの人生の出発地点なのだと感じています。発達障害という事に甘えて何もかも諦めたり怠けたりはしたくありませんが、苦手な分野では周囲の人たちに手助けをお願いしながら生きた方が楽なのかもしれません。これは別に障害に限った話ではありませんね。正直まだコンプレックスに思う気持ちが完全になくなったわけではありませんが、少しずつ少しずつ生き方を模索していこうと思います。

拍手してくれた方々どうもありがとね。

>じゅんぺろ君へ
あなたじょんぺろ君じゃなくてじゅんぺろ君でしょう!良かった、本物のじゅんぺろ君で。高級おじさんになるの、頑張ってね。お店で「シャッチョサン、モット、ノンデノンデ」って言われる位に……。部長クラスの匂いはね、わたしのブログの上にある黒髭を指でこすってから嗅ぐとわかるよ(゚▽゚)

>にまこさんへ
ネガティブになるのはわたしの癖のようなものなの……あんまり後ろ向きな考え方にならないよう、気をつけているんだけどね。ブログを読んで不快な気持ちになっていたらごめんね。好きだと言ってくれてありがとう。わたし元々引きこもりだし友達ほんとうに少ないから、仲良くなれそうな子と出会えて嬉しかった!

>まーちゃんへ
まあ……まーちゃんもコメントの内容忘れてしまったのね……。じゃあ、想像で補完しときましょう。ご丁寧にどうもありがとう。助けてくれたおじさんはスーパーマンに見えました。格好よかったよ。まーちゃんの職場の話って、まだあんまりよく聞いた事がないかも。教育関係と知ったのも割と最近のような?

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