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30代/二次元/メンタル/お洒落
嫌なことは嫌と言う勇気
14:04 2017/5/6
昨日は中国人店長さんから手招きされてお店の奥でお話をしました。そのとき、前記事のいじり好きな男性スタッフさんは店頭でゴールデンウイークイベントの呼び込みをしていました。

店長「ハウちゃん、男性スタッフさんの年齢知ってますカ?」
ハウ「28だそうです」
店長「ワオ、ちょうどイイじゃないですカ!どう?お似合いですヨ」
ハウ「いや……わたし、好きな人がいるので……」
店長「あッ、そうだった。真面目デスネ。でもどう?予備の彼氏候補に」

予備、なんて店長の口から出てくるのにびっくりして思わず笑ってしまいました。すると男性スタッフさんがこっちにやって来て、長袖のウインドパーカーをパタパタしながら話しかけて来たのですね。

男性「ハウさん、これ暑いー」
ハウ「今日は陽射しが強いですもんね。半袖のポロシャツに着替えたらどうですか?この間着てたの、まだあっちに置いてありますよ」
男性「俺汗っかきだから、あんまり人が着た制服って素肌で着たくないんすよね。てか着替えるのがめんどくさい」
ハウ「うーん。お洋服を着替えるひと手間と、ずーっと暑くてむしむしするのと、どっちが良いのかなあ?ってお話だと思うのですよ」
男性「いやだ、暑いけどめんどくさい笑 めんどくさいーめんどくさいー」
ハウ「めんどくさいなら、暑くてもわがままを言わないでお仕事に戻る!こんなところで遅い反抗期を発動しないでくださいっ。怒」

「俺、反抗期なかったからなー……」と話し出すスタッフさんの背中を押して、「はい、お仕事今日も頑張りましょう〜」ってとげとげ対応で店頭にお返ししました。

それからしばらくして、男性スタッフさんとふたりでお仕事をしました。スタッフさんはお店に飾っている風船に穴を開けてしぼませる作業をしていて、シュルルルルル!って勢いよく縮む風船を、逃げるこちらの顔に近付けてきます。

わたしは風船が割れる音が昔から怖くってビクッてなっちゃうから「やだやだやだ」「ほんとに怖いからいや」と顔をしかめるのですが、それでもやめないのですよね。

ハウ「もう、あなた、本当に失礼ですよね!」
男性「そんなことないっすよ笑」
ハウ「冷たいですよね。いじわるですよね」
男性「俺は冷たいんじゃなくてハウさんをいじってるだけだよ。逆に、俺に特別扱いで優しくされたいの?笑」
ハウ「そういうのはいいです……」
男性「でしょ?」

この間に何か会話があって、ハウさんのこと嫌いになっちゃおうかなーみたいな流れだったのですよね。
ハウ「ええ、どうぞ。わたし、あなたに嫌われていても別に構わないもの」
男性「あっ、そういうこと言っちゃう?笑」
ハウ「はい」
男性「へー、本当にいいんだ?」
ハウ「はい。お仕事の相談はわたしもありがたいですし、雑談でもお互いに気持ちよくお話できるのなら、ぜひぜひお付き合いさせていただきたいですよ。でも、誰かを貶めて笑いをとったり誰かが悲しい気持ちになるのは、わたしは好きじゃありません」

中国人店長さんと恋愛談義。好きな人とデートはしているけど進展しない、と近況報告をしたら、
「良い作戦がありマスヨ。ハウちゃん、予備の彼氏候補作りマス。新しイ男の影を出しテ、ヤキモチ焼いてもらウ。付き合うの?付き合わないの?じゃあお別れデスネ、サヨナラ!これで迫りマス」
店長さんは肉食系だそうです。

それから休憩のとき、ふらっとスタッフさんが来ました。
男性「可愛い人と話したいっす」
ハウ「可愛いお客さん、たくさんお店の前を通ってますよ。18歳くらいの」
男性「若すぎるよ。最近16歳のバイトの子とラインしてて、ラインで告白するとかありえないって言ってたんだよね。そしたらその後ラインで告白されて、おいおい話聞いてた?みたいな」
ハウ「最近の学生さんは、その告白の仕方が普通なのかもですね」
男性「16とか18とか若すぎるんだよなー。ガキすぎて恋愛対象に見れない」
ハウ「男の人って基本的には若い子が好きなんじゃないんですか。女子高生とか」
男性「犯罪じゃん。若さより中身の方が大事じゃない?話が通じるかどうか。会話がちゃんと成立する人をいじるのが好きだから。奥さんも結構いい歳だしなー」
ここの最後のフレーズが聞こえたのですよね。それで、あっ既婚者なんだ、と思って作業をしながら「そうなんですね」と相槌を打ちました。
男性「俺が28だから、35くらいまでの人がいいな」
ハウ「うーん?奥さんがいるのに、そういうことを言うのはあんまりよくないと思います」
男性「俺、奥さんいないよ?」
ハウ「????さっき、奥さんがいるって言ってませんでした?」
男性「言ってない言ってない。俺奥さんも彼女もいないもん」
ハウ「えっ、奥さんも結構良い年だからなーって言ってましたよね?」
男性「いやいやいや言ってないよ、えっ怖っ!」

???そんな聞き間違えるものなのかな……だとしたらわたしの耳ってよっぽどポンコツなんじゃ……。

男性「だから35くらいまでの人と、何回か食事して、直接告白して付き合いたいんですよね」
ハウ「うんうん。とっても素敵だと思いますよ」
男性「てか今日プレミアムフライデーじゃないっすか。サーティーワン安いっすよね」
※4月限定だったみたい。
ハウ「サーティーワン、踏み切りの向こうにお店がありますよ」
男性「帰りに買っていこ」

というわけで退勤後にご飯とアイス、の流れだったのですが、わたしは用事があったのでそのまま帰ってきちゃいました。

マンションの玄関とエントランスの鍵を部屋の中でなくして泣、管理会社に問い合せたら「ゴールデンウイーク中は営業してないから、入居者の出入りに合わせてどうにかしてエントランスを入ってください」とのことで。
いつ出入りがあってもいいようになるべく早くエントランスで待機する必要があったのですよね。
今日もこれからお部屋の中を探します……全然物がない部屋なのに、どこにあるのかなあ泣

それにしても男性の思考というか心理は本当に本当にわかりません。好意があるのならストレートにそれを表現してくれれば、こちらも反応しやすいんだけどな。なんだかそこで振り回されてモヤモヤして自暴自棄になって体調を崩す、というのが少なくないような……。

もうみんな頭の上に相手への好感度ゲージが表示されるシステムになったらいいのに。ちょっと怖いかな?

ちなみに「いじる」とか「からかう」こと自体は悪いと思ってなくて……相手との関係性がしっかり構築されていれば、それはコミュニケーションを円滑にする効果があると思うのですよね。仲良し同士だからこそ言い合っても許される、みたいな。

ただその距離感を誤ると難しいって思います。いじるとか、からかうとか。

まーちゃんへ
そうなのですね。ボランティアだとしても、音楽を楽しむ機会を提供していることには変わりないから……それはとっても素敵なことだと思います。

ぺろくんへ
子どもの頃のエピソードを教えてくれてどうもありがとう。そうなの、話をよく聞いていないというのは本当に自覚があって……お仕事の時はそのミスが出ないのに、雑談になると一気にあんぽんたんになっちゃう。最後のオチが秀逸だね!

標さんへ
たくさんのコメントありがとうございます〜。馴れ馴れしいなんて全く思わないので、良かったらこれからもハウさんって呼んでくださいね。コメントに励まされて、昨日は男性スタッフさんに自分の気持ちを素直に伝えました。ちょっとキツかったかも?と反省しつつ、でも言いたいことを言えてスッキリしました。

話題:いや別にすごい大事な話じゃないけどさでもさ誰かに曖昧な返事で聞いてほしいことってあるんだよ、あるんだもんだから、適当に聞いてほしい話

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