メリットの有無

話題:メンタル

前にも挙げた『死刑でいいです  孤立が生んだ二つの殺人』の本を読んでいると、自分がその広汎性発達障害か否か、ちゃんと診断受けたほうがいいのかもしれない、と思ってきた。
少し紆余曲折したけれど、やりたいことも目指すこともちゃんと定まったわけだし、(私みたいな頭の悪い奴にできるかわからないけれど)、あとは自分の努力次第であって、別に診断受けようが受けまいが、やらなければならないことには変更はないと思った。だから、本当は8月末に診断受けに行く予定だったけれど、やめてしまった。

けれど、専門医に「その疑いが強い」といわれた以上、やっぱりそうなんだろうなと思う。だからといって、それを理由に何かから逃げたいわけではない。
ただ、この本に取り上げられている元死刑囚の男性の性格・・・・というか性質に、あんまりにも似通っている点が多いものだから、何だか怖くなってきた。

うちがもし、彼の家庭のような境遇だったら。ああなっている可能性はゼロではない。私は家庭環境にも経済環境にも恵まれていた。だから、ただ漠然と生きづらいのかもと感じるだけだ。

必ずしもアスペの人間が、凶悪犯罪を犯すわけではないけれど、リスクはほかの人よりあるわけだ。
人の気持ちを推し量ることができないんだから。理屈から「これは悪いこと」法律で決められているからこれはだめって理解はしても、心からの反省はできない。それを個性として言い切れるものなのか・・・・刑罰が本当にただの報復行為としか効を為さない対象なんて、やっぱり放置はできないんじゃないか。


自分がどんな人間なのか分からないんだけど、「ガキが図体だけでっかくなったような人間」だということは分かる。そして、人間として最低で卑怯な人格をしているということも分かる。
「あるべき成長」が見受けられない。これがもうじき成人だって?これが教師になりたがっているだって?
駄目でしょとは思うけれど、社会のためなんかにはならないとも思うけれど、でも私がほかに向いていそうな職種は分からない。



10/17 20:08
[日常]
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-エムブロ-