無意味な思考の空回りについて

話題:メンタル

今日も大学の空きコマは、図書館を探索していたんだけど、おもしろそうな本を見つけた。
『意志と性格の心理学』とかいうタイトルだった気がする。気になったからぱら見したんだけど、ある項目に目が止まった。
うろ覚えなんだけど「分裂質と自意識過剰」っていう題だったと思う。そこに紹介されていた症状?が、あまりに自分に酷似していて驚いた。
簡単に言うと、ある一つのことについてなんとなく考えていたとすると、次から次へと、視点が変わるみたいにいろんな角度から、自分が導き出した答えに対して批判したり疑問を投げかけたりする、いつまでたっても納得のいく答えにたどり着かない、言ってみれば思考の空回りのような状態。
自分の考えに対して疑問や斜に構えた意見を出してくるのも自分で、もちろん自分がそういう考えを出して対立させているっていう自覚はある。すごく疲れるし、夜とか眠れなくなるから止めたいんだけど止められない。煩い音楽かけてそれ聞いて何も考えないようにしないと眠れない。
これってごくごく一般的で、誰にでもあることだと思い込んでいたんだけど、この本には、「〜が、分裂質の特徴である」とか書いてあって、ある対象について言ってるみたいだから、つまり普遍的ではないってことだよね。でも、逆にそうやって考えないほうが病気でおかしいだろ、とも思う。

あと、このほんの、分裂質云々の項目の最後のぺージに書かれていたことがすごく、なんだか痛かった。
「たとえなんぴとにもまさって人間を愛し友を求めて、多くの涙と愛情を持っていたとしても、一人の友人も理解者もなく、墓の中まで閉ざされた魂の孤独を負っていかねばならぬのが分裂質の特徴である」・・・・だと。
時間がなくて、最初から読んだわけじゃないから自分がこうであるという断定はできないんだけど、これからもずっと、こうなんだろうと確信している。
諦めじゃないし、受け入れたわけじゃない。でも、自分の思うようにふるまったら、気がついたらいつも一人なんだよ。一人だから誰かと意見を戦わせることなんかしない。だから自分の中でどうにか処理しようとして、色んなものが沸いて来るんだと思う。

 



追記
10/15 20:26
[日常]
(2)





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