一泊二日の函館突貫旅行を終えて一昨日帰ってきたのだが、本州とは違うという雪の質や寒さの種類も体感したし、海が凍っているのを初めて目にしたり、此方ではお目にかかれないご飯の上で蠢くイカを頂いたりと実に充実した二日間だった。

函館の観光は有名どころを一日目で大体回ったので二日目の最終日はお土産を購入したり、ご当地グルメを堪能するのに駅から金森赤レンガ倉庫周辺を改めてぐるりと回った。
それでも帰りの新幹線まで時間が大分余っていたので、もう少し足を伸ばし函館山麓にある教会群を巡ったり、旧イギリス領事館や旧函館区公会堂を見学する事にした。

やや道に迷いつつ教会群や旧イギリス領事館を巡り、最終的に訪れたのは旧函館区公会堂。
広く部屋数も多いのだが二階はフロアの大半がホールとなっていて、また建物自体が高台にあるので窓からの眺めがとても良い。
当時の人達も同じ風景を眺めていたのだろうか。
ベランダに出て眼下に広がる港を眺める事も出来るそうだが、冬季期間中は封鎖されているのでそれが少し残念だった。

やはり港町というだけあり、重要な施設や古い個人宅は西洋風のものが多く、何処か異国情緒溢れる町並みで雰囲気としては横浜に近いかも知れない。



偖、内容の濃い二日間だったが帰りは実に呆気ないもので、来る時は待ち遠しさからかやたら時間の経過が遅く感じたが、帰りの新幹線に乗ると気付いたら仙台へ帰ってきていたという感じだった。
夜中に家に着いたのでそのままダウンし、翌日は疲れでぐったりとしつつ、配送してもらった函館土産を漁っていたが、一昨日帰ってきたばかりなのに函館に行ったのが随分と昔のように感じてしまう不思議。

今回の函館旅行は日誌には書いていないが反省するような事も結構あったので、いつか改めて函館に行く時の参考にしたいと思う。
でもその前に札幌に行って、一幻の海老味噌ラーメンを食べてみたい。