話題:今日観た映画



今日は探偵はBARにいる3を観てきた。

東直己氏の『ススキノ探偵シリーズ』を大泉洋と松田龍平の共演で実写映画化した人気シリーズ『探偵はBARにいる』の第3作で、ハードボイルドかつ笑い有り、涙有り、お色気有りの作品となっている。

作品は札幌にあるアジア最北の歓楽街ススキノを舞台にした物語で、大まかな内容としてはススキノの裏も表も知り尽くしている探偵のもとに、相棒である高田が人探しの依頼を持ち込んでくる。
依頼である失踪した女子大生について調査を開始した探偵達は調査の末に辿り着いたモデル事務所の美人オーナーのマリに翻弄され、大きな事件に巻き込まれていくのだが、何とも切ない結末を迎える。

取り敢えず、この映画を観て思ったのは『女って恐ろしい』だった。

命を燃やせる事に出会えれば何だってやってのける、それがただの無鉄砲な行為で誰かを犠牲にする事だとしても。

遠くはない未来に死を迎えるであろうマリは何を思い自ら堕ちていき、その果てに牢屋へと入ったのだろうか。

何も無い無機質な牢屋で一人、涙を流す彼女の姿が印象的だった。



因みに脚本はスキャナーや相棒等の脚本を手掛ける古沢良太氏で、探偵はBARにいるの脚本を全シリーズやっているそうだ。
通りで後味が切ない訳だ…と、ちょっと納得。