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まったくすてきな奥さん(高杉ご夫妻)


前記事から軽く続く:旦那にうまく言い含められたことに、後々になって(二度寝の後に)気付いた奥様の巻


八恵ちゃん「──まったくもう!晋助さんのせいでもう一回寝過ごしちゃったじゃないですか!もうお昼ですよお昼!(プンプン)」
晋助さん「あ?それを何で俺のせいにする。てめえも同意の上でアホ面丸出しで寝てたじゃねェか」
八恵ちゃん「あっ、アホ面は余計です!晋助さんが一回でスッキリ目覚めてくれればああはなってなかったでしょ」
晋助さん「てめえは全く……ああ言えばこう言う(ふう)」(物憂げな吐息)
八恵ちゃん「いやアンタにだけは言われたくねーよ!?それ寸分違わず僕のセリフですからね、僕の!」
晋助さん「ギャーギャーといつにも増してよく喋ることだな。こちとらせっかく頭痛が治まってきたとこなのに、てめえの大声が盛大に耳に刺さりやがる」(←二日酔い明け)
八恵ちゃん「何だかんだ言って僕の言うことをいっつもはぐらかすの止めてくださいね!はぐらかすし、結局は二度寝してるし、へ、変なことするし!(とても赤面)」
晋助さん「……。……ほう?(ニヤリ)てめえの抜かすその“変なこと”を、」
八恵ちゃん「(ぴゃっ)っ、いいんで、詳細語るのはなしでいいんで!!」
晋助さん「フン。つまんねえ」(←全然つまらなくない人)(むしろ愉しい人)
八恵ちゃん「もうっ!これ以上好き勝手してると嫌いになっちゃいますからね!」
晋助さん「……嫌いに?」
八恵ちゃん「そうです!(つんっ)」
晋助さん「面白ェ。なれるもんならなってみやがれ。……もっとも、お前が俺を何回嫌おうと、何回でも惚れさせるだけだがな」
八恵ちゃん「っ!……そ、そういうとこですよ。晋助さんのそういうとこが困り物なんですよ、何ですかその無駄な超高層プライドは!どっから湧いて出てくるの、その謎の自信は!」(とんでもなく赤面)



(この後も引き続き、八恵ちゃんは赤面で怒ってました)
(でも何だかんだでいそいそとご飯の用意をしてたようです)


(*'ヮ'*)<だから末永く爆発してていいですってば

すてきな奥さん(高杉ご夫妻)


八恵ちゃんもたまには寝過ごすの巻:in お布団の中


すやすやと眠ってた八恵ちゃんが、かわいいお目目をパチリと開けるとこから。


八恵ちゃん「…………?……ん?……(ゴソゴソ)(眼鏡装着)……ええっ、もうこんな時間!?」(飛び起きた)
八恵ちゃん「し、晋助さん、起きてください!もうとっくに朝になってますよ、起きなきゃ!!」(と、隣の旦那を揺り起こす)
晋助さん「……。……あ?(酒灼けした声)」
八恵ちゃん「もう、何をのんきに寝ぼけてるんですか!起きなきゃだめですってば!!」
晋助さん「……ギャーギャー耳元で喚くな、八恵。うるせえ。てめえの大声で俺の脳天が突き破られたらどうする」(とんでもなく不機嫌)
八恵ちゃん「いやその頭痛はアンタが勝手に二日酔いになってるせいじゃないですか。毎朝毎朝僕のせいにしないでくださいね、まったくもう」(←負けない)
晋助さん「……。……フン(ぷいっ)」
八恵ちゃん「ねえ晋助さん、いい加減に起きましょうよ。朝ごはん食べないと」
晋助さん「いらねえ。食欲なんざこれっぽっちも湧かねえ」
八恵ちゃん「だからこそですよ。二日酔いの時こそちゃんと起きて朝ごはんを食べて、」
晋助さん「だから要らねえっつってんだろうが。放っとけこの阿呆が」
八恵ちゃん「もー、すぐイライラする。だからお酒の飲み過ぎは良くないって言うんですよ。……だってほら、お外は晴れてるみたいですよ。こういう気持ちのいい日は朝から鍛錬してですね、少しばかり汗を流してから、」
晋助さん「ああ?鍛錬だと?……んなモンはてめえ一人でやれ。俺を勝手に巻き込むんじゃねェ」
八恵ちゃん「ほんっとにもう!!隙を見せればすぐお酒飲むし煙管ばっかりふかしてるし!そんなんで本物の侍って言えますか?!」
晋助さん「……。……この俺が侍じゃねえだと?(ギロリ)」
八恵ちゃん「(うっ)……だ、だってそうでしょ?自分を律する精神の強さも侍には欠かせないものですよ」
晋助さん「ほう。それなら、来るべき有事に備えて休める時に身体を休めるのも侍には欠かせないことだな」
八恵ちゃん「え。……そ、そうでしょうか?」
晋助さん「何を今更。本物の侍こそ、ここぞという時の為に己の体力を普段から温存する。無駄に消耗して悦に入ってるなんざ、この俺に言わせれば弱ェ奴のやる事でしかねえ(ドヤァ)」
八恵ちゃん「ははあ。なるほど、そういう考え方もありますね」(←すぐ丸め込まれる)
晋助さん「分かったならてめーも今は身体を休めておけ。少しは休むことも知らねえとな」
八恵ちゃん「はい、晋助さん。分かりました」



(この後、二人揃って二度寝しました)
(しかも起きた後にちょっとえっちなことをしてました)



(*'ヮ'*)<末永く爆発してくださいね

ONE DAY(高杉ご夫妻)


呉服屋さんにて:八恵ちゃん、普段から縁遠い高級な反物にびっくりするの巻


八恵ちゃん「わあっ!すごいですね晋助さん、こんなたくさんの反物が!半襟も帯も山ほどありますよ、凄いです(キラキラ)」
晋助さん「……呉服屋に反物を揃えずして何を揃えるってんだテメェは(ふう)」(←どうでもいい)
八恵ちゃん「だって僕、こんなに高そうな呉服屋さんにいちいち入ったりしません。むしろできませんもの!(キラキラ)」
晋助さん「てめえはまったく……誰の嫁になったと思ってやがる。お前の日々の装いで俺の目を少しでも楽しませるのが、」(←ここから長くなる)
八恵ちゃん「あ、これ凄く素敵!わわっ、こっちの桜色のも可愛い!」(←聞いていない)
晋助さん「…………(イラ)」
八恵ちゃん「晋助さん、どっちがいいと思います?この水色のと、こっちの桜色の生地だったら。晋助さんの選んでくれた方にします(ニコッ)」

晋助さん「……。……どっちも買うか」
八恵ちゃん「えっ?……え?い、いいですよこんな高いもの!さっきのは冗談です!」
晋助さん「いや、金ならあるからいい。……オイそこの店主、これをどっちも包め」(←凄い横柄)
八恵ちゃん「え、本当に買うの?!てかもう買ってるし!怖ッ、お金持ちの金銭感覚が怖ッッ!!」


・お二人の間に横たわる金銭的齟齬に、いちいちツッコまなければ落ち着かない奥様
・どっちも似合ってるとか到底言えない旦那



ウォーリーヒーロー2 (高新♀ちゃんと子供たち)


前記事から続き:言われもなく怒られた紫乃ちゃんが父上に泣きついたの巻

紫乃ちゃん「父上!!兄上が紫乃をいじめるの!(涙目)」
晋助「蓮助……妹とは言え、てめェは女を泣かせんのか。男の風上にもおけねえなァ」
蓮くん「……そ、それは俺のせいじゃねえ。紫乃が勝手に、」
晋助「てめえも一端の男気取りてェなら、てめえの言動に責任を持ちやがれ。ガキが(ペッ)」(←息子には容赦ないな)
蓮くん「……!!(ギリギリ)」

八恵ちゃん「まあまあ晋助さん、晋助さんだって昔はたくさん女の人を泣かせてきたじゃないですか。蓮くんの言い分も聞いてあげてくださいよ」
晋助「……。……フン。勝手に泣いてる女なんざ俺が知るか」
八恵ちゃん「(ガタッ)いやアンタの言い分は蓮くんと寸分違わず一緒なんですけど、子供と同じ理論ですけどォ?!」
晋助「……。……まあいいだろう」
八恵ちゃん「おいィィィ良くねーよ?!話の着地点が見えてこねーよ?!何が良くて無意味に蓮くんにだけ厳しくするんですか!だ、だいたい、自分こそ女の人に優しくないじゃないですか!」
晋助「ほう。八恵の分際で、この俺に常からの優しさを求めると?(ニヤリ)」
八恵ちゃん「当たり前です!」
晋助「まったく……俺を見ればギャーギャーと喚き立てやがるのは昔から変わらねェ。俺が布団の中ではあれほど、(ドヤァ)」
八恵ちゃん「いや子供らの前で何を言い出すのアンタはァァァァァァ!!ばっ、ばか!晋助さんのばかばかばか!(赤面)(ガタタッ)」

〜〜〜

蓮くん「…………」(←嫌になってきた)(そりゃそうだ)
紫乃ちゃん「ねえ、兄上?」
蓮くん「あ?」
紫乃ちゃん「父上と母上は仲良しなの?」
蓮くん「俺が知るか」
紫乃ちゃん「兄上と紫乃は、仲良しじゃないの?兄上は、紫乃がきらいなの?」
蓮くん「……。……ふ、フン。これだから妹は面倒くせえ(プイ)」
紫乃ちゃん「きらいなの?」
蓮くん「……父上と母上はいつも言い合ってるけど、仲は悪くねェだろうが」
紫乃ちゃん「うん。それがどうしたの?(純粋な瞳)」
蓮くん「(カチン)……もういい、このバカ紫乃!」
紫乃ちゃん「あ、兄上がまた意地悪言った〜!!父上〜!!」

蓮くん「てんめェェェェェェ!!」


お兄ちゃんはやはり大変なのです。





ウォーリーヒーロー (高新♀ちゃんと子供たち)



今とても見たいもの:高杉さん家

高杉さん家の長女の紫乃ちゃん(5)が、兄上の蓮助くん(9)のお袖を引っ張り、
「さっきね、父上と母上がね、お庭の桜の木の下でくちとくちをくっつけてたの。あれなあに?何でするの」
と、至極純粋な瞳で問い掛け(幼女)、

微妙にうろたえた蓮くんが、
「っ、ん、んなモン俺が知る筈がねえだろうが(はっ)」などと格好をつけ、
「兄上もしらないの。なら銀さんに聞くね(ニコッ)」
と言う紫乃ちゃんにますます狼狽える蓮くんの図。

蓮くん「銀時にだけは言うんじゃねーよばか!」(咄嗟に父を庇う)(←父上っ子)
紫乃ちゃん「いや!銀さんなら知ってるもの!父上のお友達だもん!」
蓮くん「ばか!これだから紫乃はいやなんだよ!妹の分際で俺に口答えすんじゃねえ!」
紫乃ちゃん「!!……あ、兄上がまた紫乃に意地悪言う〜!父上〜!(ふええ)」
蓮くん「て、てめえ!!」

お兄ちゃん大変なのです。



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