妻が働く病院は、娘が生まれる前から勤めている



既に妊娠していた妻は大きくなって行くお腹を抱えて就職した訳だ



夏ごろの就職だったが、しばらく働いた後に産休に入り、長女が生まれ、そのまま育児休暇に入った



「一年間は休んでいいのよ、法律で決まっている事だし」



地元では歴史のある立派な病院だが、当時育児休暇を半年以上取得する人はおらず、一年間キッチリ休んだ看護師は彼女が初めてだったらしい



今では当たり前の育児休暇も、これを当然の権利として定着に導いた先駆者の功績は大きい