「わっ!」



「あー、ビックリした」



「ははは。あなたってスキありすぎだし。面白いわぁ」



な、なんたる不覚。油断していた



ドアの向こうで待ち伏せなんて!



悔しーっ!



「もう!。驚かすのはいいけど、絶対に仕返しするんだからねっ!」



「はいはい」



笑いながら部屋を出る妻



やり返されるの分かってて驚かすんだからいい度胸している




と、思いつつも私はすぐにその事を忘れてしまい、のちに恐る恐るドアを開く妻の様子を部屋の中からポケーッとした顔で眺めているのだった