【ノレンコン】

輪切りにした、その形状が穴の開いたレンコンを思わせる事から、‘オクラ’の事を‘ノレンコン’、と言っている



地域によっては‘畑レンコン’、‘丘レンコン’、などの呼び方がある



私「ね、オクラの事を‘ノレンコン’って言ってたけど、女房はなんて言ってた?。‘畑レンコン’?、それとも‘丘レンコン’?」



妻「オクラはオクラよ」

【〜ば】

前回の、‘〜ん’、と同じく、、‘〜を’、つまり、‘鳥を’、‘魚を’、という時に、‘鳥ば’、‘魚ば’、という言い方になるのである



では、‘の’、と、‘を’、を、‘ん’、と、‘ば’、に変えてみましょう



「あの山を登る」は、

「あん山ば登る」



「川の魚を採る」は、

「川ん魚ば採る」



言葉の多くは、‘〜の’、‘〜を’、で占められていることを考えれば、‘ん’、‘ば’、この二つを理解する事で、熊本弁の方言の大勢を理解出来ると思っていい

【〜ん】

接続詞(これは助詞)のひとつである、‘〜の’、例えば‘山の’、とか‘海の’、で使う、‘の’、が、方言では、‘山ん’、‘海ん’となる


「そこ‘ん’とこヨロシク」の、‘ん’だと思えば分かりやすい
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