病院からの電話は父の今後に関して


リハビリのために希望していた転院予定先の病院から正式に断りの連絡があったという内容だった


理由は父の認知症


「一度御家族、ケアマネジャーと話し合われて下さい」


家に帰って妻に報告すると


「人気の病院は患者を選べるってことよね。リハビリで今より確実に良くなるなら別だけど、そうでなければ早く家に帰って一緒に過ごすほうがいいんじゃないかしら」


妻の働く病院でも父の受け入れは可能のようだが、今までみたいに母が気軽に様子を見に行ける距離ではないのである


私も妻の意見に同感


父を我が家に迎える日は近いかも知れない

父が入院してからおよそ1ヶ月が経とうとしている


手術は無事に成功し、骨折による足の痛みも軽減


ほぼ毎日病院ヘ行き、父の様子を伺う母の話によると、リハビリでも足の痛みを訴える事は無いとの事である


ケアマネジャーの意向では、病院を退院後の父にリハビリするよう他の病院ヘの転院を勧めた


後の介護に絶対に差が出るという理由によるものだった


私たちはケアマネジャーの意向に従い、リハビリの評判の高い病院を希望し、病院からの知らせを待っていたのだった


そんな今日、父の入院する病院から電話が入った

【ヤゼクルシカ】

昔からある方言も、私たちが使わなかったら後世に遺す事も出来ないだろう


今まで紹介した方言も、私自身が使わないのもある


地元をしばらく離れていた私たちの生活は日常子育ての中に方言を知らず知らずに排除してしまっていたのかも知れない


‘ヤゼクルシカ’、は、


‘窮屈’、なこと


既に成人した娘が、友達と話をする中で、「今までどうしても分からなかった」方言なのだそうだ
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