「お父さん、測って」



柱に背中を向け、立つ長男



私は息子の頭に直角に本を置き、エンピツで線を引く



柱のキズから判断すると私の線の僅か下



「あと少し。もう秒読みだな」



いつかは息子に抜いて欲しいものだと父親なら誰でも思うものなのだ



「どれ、俺も測っておくか、、、、、ん?、、んんっ!?」



背が、



私の背が縮んでる〜



という訳で今日8月10日は



『息子が私の伸長を超えた記念日』