元々は海の底だった干拓地
今では排水設備が整って、ほとんど増水する事も無くなったが、昔は日常的に大水が出て
田んぼばかりの干拓地はすぐに畦道と用水路が繋がり
私は水が退いた後の田んぼに上がった魚を捕まえるのを楽しみにしていたものだ
その頃はフナや鯉に交じって台湾ドジョウもたくさん捕れた
‘台湾ドジョウ’とは
‘雷魚’のこと
虫がいるので食べられない魚だと教わった
食べられないと分かっていても捕まえたくなる大きさなのだ
大きいものになると1メートルを超える
稚魚は鮎のように用水路を群れて昇っていたが、今はほとんど見ない所をみると、それだけ環境も悪くなったということだろう