父の入れ歯が合わなくなり、訪問歯科を利用する事に



今日は歯科衛生士と歯科医が家に来た



衣装ケースほどの箱を2、3持ち込み、この中に道具一式が入っているらしい



医師は父の入れ歯を一目見るなり



「これは○○歯科で作られたものですね」と言った



「そんな事まで分かるんですか」



「えぇ、とても良く出来ています。上顎の中央部が透明になっています。最近はあまり見ませんが、歯医者さんが自分が作った入れ歯とすぐに分かるようにこのような作りをする場合もあります」



へぇー、そうなんだ



衛生士が手際よく二種類の溶剤をかき混ぜ、型合わせ



「今年はこれで終わりです。応急的に入れ歯を合わせてあります。来年から様子をみながら本格的に入れ歯を作っていきたいと思います。私たちはいつもこの辺りを行ったり来たりしていますから何かありましたら電話してください。すぐに対応します」



ではよいお年を、と父の訪問歯科初日を終えた歯医者さんたちは帰って行った