話題:人間関係



藤川さんは、いつも通りに優しくていつも通りに意地悪でいつも通りに腹黒でいつも通りに笑ってくれてる。一緒にいて凄くたのしい。

だけどね、それでもやっぱりわかるんだ。

あの日から、貴方は私に凄く気を使ってくれてる。だけどその気遣いを私に気づかれない様に必死に隠そうとしてくれてる。そんな貴方の優しさを見抜いてしまう私はきっと凄く最低で、だけどその見抜いてしまった私の姿さえも貴方はきっと知っている。

だけどお互いに何も言わない。いつも通りに楽しく話して休憩も一緒に行って作業もきちんとこなしてる。



優しさからは、何も生まれないね。