病院で拘束された僕は
ただ白い天井をみているしかなかった

白い壁に白い天井

景色は何も見えず

ただ天井近くに小窓があって
昼か夜の区別しか解らなかった


白い天井
白い壁
白いベッド
白い陽に
白い月

僕は頭を抱える事すら出来ず

それらに囲まれるだけだった