数日後…
ピンポーン…
「シンデレラの△△です」
「入って」
ガチャ…玄関のドアを開けた。
「はい、これいつもの原稿ね」
「はい、ありがとうございます」
「後、この前はご馳走様でした。」
「あ〜、こっちも楽しかった」
「私も、楽しかったです〃」
……突然後ろから抱きしめられて…
「きゃっ…えっ!!」
(えっ!!なっ何で!?)
「あっ…あの〜廣瀬さん?」
「……………」
「疲れたから…少し充電」
「充電ですか…」
「そう…充電…」
「○○…ベッドに行くか」
「えっ!!廣瀬さん」
「ふっ…冗談だよ」
「もう、びっくりするじゃ無いですか!!」
「俺少し寝るから…お疲れ様」
「あっ…はい…じゃゆっくり休んで下さい」
(俺…何やってんだ…いつもの俺なら余裕でヤッてるだろ)
(はぁーびっくりした)
まだ私今の背中には彼の温もりがあった。
♪♪
ん!?電話画面を見ると…廣瀬さん?
「はい…」
「○○…俺だけど」
「はい、廣瀬さんこんにちは、お疲れ様です。どしました!?」
「お前明日お休みだよな…」
「はい、お休みですが?」
「ちょっと付き合ってくれない」
「良いですけど…何か!?ありましたか!?」
「いや…じゃ明日」
昨晩…
(何をしたら喜ぶかな?遊園地…食事…ショッピング…何考えるんだ俺必死に)
翌日…
「廣瀬さん、こんにちは」
「悪いねー休みの日に」
「いえ、大丈夫ですゆ」
「デートじゃなかったのか?」
「はい?デート…相手がいません…」
「悲しいねー」
(こいつ男居ないのか♪今俺安心してた?)
「放っといて下さい」
「じゃ今日は俺とデートしますか?」
「えっ!!デート!?私と?」
「あのね〜俺は今誰と居るのよ、はいどうぞお嬢様」
「あっ…ありがとうございます〃」
車の助手席のドアを開けてくれた
(デートって…しかも…慣れてる!?)
「あっ…あの〜」
「そんなに緊張しなさんなって、大丈夫保険はたっぷり入ってるから、それにシートベルトしてれば大丈夫でしょ」
(でも、その言葉とは裏腹にゆっくり発車してとても安全運動、やっぱり優しい♪)
私達は静岡県に来ていた。
「あっ…悪いお前の好み聞いてなかった」
「好み!?」
「あぁー魚食えるか?」
「はい♪大好きです」
「そりゃ良かった」
笑顔が言われてしまった
(〃その笑顔反則イケメンがさらに…カッコいい〃)
ランチを食べ終えて少し散歩した。
(然り気無く車道側を歩く彼やっぱり優しい♪)
「ほら、行くよ」
然り気無く手を繋いでる彼
「〃……〃」
(恥ずかしいけど…嬉しいかも♪)
色々な話をした
彼の高校時代はスイスの全寮生の学校
私はやっぱりセレブは違うだなぁと思った
でも…その間も…ずっと手を繋いでる
ねぇねぇあの人恋愛作家の廣瀬遼一じゃない!!凄く♪カッコいい
あちこちで声が聞こえた
「あの〜廣瀬さん?」
「ん!?どうした」
「皆さん、廣瀬さんだって事わかっている見たいですよ?」
「あー見たいだな」
「えっ!!まずいですよ!!私達勘違されちゃいますよ!!」
「じゃ勘違いされる事でもやろうか♪」
「勘違いされる様な事?」
「ここでキスをするとか」
耳元で囁かれた
「っ…なっ何言ってるんですか!!」
「あはは〜お前動揺しすぎでしょうが」
「わっ私は好きな人しかしません」
「ふ〜ん好きな人ねーじゃ俺を好きになれば」
「えっ!!」
「俺は何時でOKだから」
「まっ又私をからかってるんですね」
「さあね」
二人は車に戻り海沿いを走ってた
「海キレイですね」
「夏になったら泳ぎに来るか…」
「はい、良いですね♪海水浴」
(って…えっ!!なっ夏私それまで…彼の側にいて良いのかな?又からかっている)
夜景が綺麗な丘に来ている。
「綺麗ですね」
「日頃忙しいからたまには良いな♪のんびりしてて」
「本当今日はありがとうございました♪とても楽しかったです♪」
「俺も、楽しかった」
「○○」
「は…ん!?ン〜はぁ〜」
突然のキス…唇を割って舌が入って来た
「早く俺を好きになりなさいな。後、その顔禁止」
「その顔って…」
「俺を誘ってるねか」
「ちッ違う…」
家の前まで送ってくれた
「あっ…あの〜今日はありがとうございました。お休みなさい」
「……お休み○○…」
私は彼に抱きしめられて額にキスをした。
(あっあれ…中々離れない)
「廣瀬さん?」
「やっぱり駄目だ」
「駄目?」
「離れたくない…このまま一緒に居たい」
「…私もです〃」
「はッ!!」
「私も一緒に居たいです〃」
私達はホテルのスイートルームに居たい
部屋に入るなり彼に抱きしめられていた。
まるで壊れ物を扱う様に優しく包み込む様に
「○○好きだよ」
「私もです〃」
「んン〜はぁ〜」
額、瞼、頬、そして…唇にキスをされ
彼が突然私を抱き上げた!!
「きゃっ…!?」
「廣瀬さん?」
「ここで犯されたいのか」
「いえ、…でも…あっ…あの〜私重いですよ!!」
「自分の女を抱き上げられないほど軟弱じゃ無いからな」
「えー…でも…やっぱり降ろして下さい」
「暴れるな、腰が痛くなるでしょうが」
「…はい…」
「素直で宜しい」
私はそのままベッドに運ばれ…
見つめ合いキスをした。何度も角度を変えては激しいキス…
彼の唇が徐々に下に降りてきて
首筋に鎖骨に
「あっはぁ〜」
「○○愛してる」
「廣瀬さん…」
「名前で呼べ」
「でも…」
「○○」
耳元で囁かれた甘い声
「りょ…いち…さん…」
「○○」
「遼一さん」
釦を一つ一つ外され遼一が胸に顔を埋めた
「あぁ〜はぁ〜」
(悪いな…無理しすぎたか)
遼一は彼女に腕枕をして抱きしめていた
(愛してる、ずっと俺の側で笑ってなさい)
「スースースー…」
(この俺を本気(マジ)にさせたのは○○お前だけだ一生責任取れよ…って寝てるか…)
(俺も、少し寝るか…お休み○○)
私は急いで編集部に戻った。
「ただいま帰りました。」
「△△」 (*`Д´)ノ!!!
「はい…」 (((((((・・;)
(やっぱり編集長、怒ってる)
「お前、今まで何処で何してた?」
「はい…すいません。実は、廣瀬先生が突然倒れて、看病してました。」
「はっ!?倒れた?」
「はい」
「それで、廣瀬先生は大丈夫なのか!?」
「はい、熱も下がりましたから、大丈夫だと思います。」
「そうか…でも、連絡ぐらいしろ。」
「はい、すみませんでした。」(。_。)φ
(はーぁ…今日は残業だね) ^_^;
(仕事に集中していたせいか、何とか終電に間に合っ)
(明日はお休み♪ゆっくりしよ♪) (*^^*)
次の日……
(ん!?…電話の音が聞こえた様な?)
(やっぱり、夢じゃない!!)
携帯電話がなっていた。
「はい、もしもし…」
「もしもし」
「廣瀬さんですか?」
突然の電話でびっくりして起きた
ヾ(゜0゜*)ノ?
「あっ…おはようございます。」
「おはようございますじゃない、もうお昼ですが○○さーん起きろ。」
「えっ!!お昼!?」
「今から家に来なさい、わかった、」
「…………?」
「○○さーん、返事は」
「はい…伺います…」 (。_。)φ
(私何したんだろう!?取り敢えず行かなきゃ、だよね)
ピンポーン…
「はーい」
「△△です」
「入ってそこら辺で待ってて」
「はい…お邪魔します…」
(私、何か怒られるのかな?)
「待たせたな、飯食いに行くぞ」
「えっ!!ご飯…何故!?」
私は廣瀬さんに手を引っ張られて連れて行かれた
レストランに来ていた
「あの〜…」
「ん!?なんだ、どうした!?口に合わないのか!?」
「いいえ、とても美味しいです」
「この前のお礼、助かったサンキューな」
(〃^ー^〃)
「お礼なんて、気にしないで下さい。もう大丈夫ですか?」
「あーお陰様で」
「それは良かったです」
レストランを後にした私達は、街を歩いていた
ドンッ!!
「あっ!!」
私は人とぶつかりよろけてしまい、廣瀬さんが支えてくれた
「お前、危なかっしい奴だな」
「ほら、大丈夫か、行くぞ」
「…………〃」 (//∇//)
私今、廣瀬さんと手を繋いでる…
しかも…恋人繋ぎ ((((;゜Д゜)))
「○○さーん、顔が紅いよ♪」
「つっ〃」
「大丈夫です〃」
(恥ずかしい…まともに顔が見れない)
(遊び人って聞いてたけど本当かも…)
(何だ俺!?ドキドキしてる?女何て慣れてるのに…何故だ…)
(どうしよう…凄くドキドキする)
「初めまして、シンデレラの△△○○です。宜しくお願いします。」
「初めまして、廣瀬遼一です。宜しく…」
今度、シンデレラに廣瀬先生の連載小説を載せる事となった。
この後、廣瀬先生と今後のスケジュールの打ち合わせをした。
数日後…
午後3時に廣瀬宅…自分の腕時計を見て2時55分あまり早く行くと迷惑かけてしまうので私は時間ぴったりに行く様にしている。
ピンポーン…ピンポーン
「はーい…」
「シンデレラの△△○○です。」
ガチャッ
玄関のドアが開き廣瀬先生が出で来た。
(えっ!!甚平に眼鏡…何か新鮮…かな!?)
私に気が付いたのか、先生が…
「家ではらふな格好で良いでしょうが」
「それとも何、俺に惚れた♪」
「えっ!!」
(なっ…何…突然…惚れた!?まさか!!)
「悪いけど俺は同業者には手出さないから…」
「私は…別に先生に惚れて無いですから…」
「あっそ…なら良いけど、はい…今回の原稿ね」
「はい、ありがとうございます。」
私は、渡された原稿を斜め読みをして…
「はい、確かに、ありがとうございます。」
(ん!?…先生何か…顔色が…悪い様な…)
「先生…どこか具合でも悪いのですか?」
「…何がだ?」
「何か顔色が…優れないような…」
「腹へった…疲れた…」
「えっ!!お昼ご飯食べて無いんですか?」
「…昨日…から…たべ…」
「先生…せん……」
俺は気が付いたら、ベッドの上で寝ていた。
(ん!?…何で…ベッドの上に…)
俺は微かな記憶を…
(確かシンデレラの新人に…原稿を渡して……そうか…俺倒れたんだ…じゃあ、ここまで誰が…)
コンコン…「失礼します…」
シンデレラの新人△△が小さな声をかけて部屋に入って来た。
side…
「せっ先生…先生大丈夫ですか!?ど…どうしよう!!落ち着け私…とりあえずベッドに寝かせて…うっ…重い…でもこのままじゃ…」
なんとか先生をベッドに寝かせて、部屋を後にした。
「先生…失礼します…大丈夫ですか?」
「あー…新人か…って…もしかして…お前がベッドに運んだのか!?」
「はい…すいません…先生が突然倒れて」
「迷惑かたね…」
(こいつ…一人で運んだのか!?)
「いいえ、気にしないで下さい。」
「それより気分はいかがですか?ご飯食べて無いって言ったからご飯作りましたけど食べられますか?」
「あ〜食べる。」
「今すぐ持って来ますね。」
良かった♪食べられる元気があって
私は、お粥!?おじや!?らしき物を作った。野菜をみじん切りにして栄養と消化の良い野菜を入れて作った。
「はい、先生…熱いので気を付けて下さいね。」
「サンキュー♪後一つ良いかな…その先生ってやめてくれない…」
「えっ!!いや…でも…」
「先生って呼ばれるの好きじゃないんだよきね。」
「わかりました…じゃ…廣瀬さんで良いですか?」
「あー…後お粥食べさせて…あーん♪」
廣瀬さんが口を開けて待っていた。
「えっー〃」
(今…何て…〃食べさせてって聞こえたけど…〃)(//∇//)
「○○…○○さーん」
(こいつイジメがいがあるな)
「別に口移しで食べさせてくれても良いけど♪まさか、男にあーん♪とか初めか?」
「…〃レンゲで行きます…〃」
(ヤバい凄く…恥ずかしい) (。_。)φ
廣瀬さんは全部お粥を食べてくれた。
「廣瀬さん大丈夫ですか?顔色が良くなってきましたね。」
「あーお陰様で、ありがとう。」
「じゃ…私はこれで失礼します。」
俺は時計を見たら、午後8時を過ぎていた。
「お前…仕事大丈夫か?」
「はい、大丈夫です」
(本当は、大丈夫じゃ無いかも…)
「それでは、お大事に。」
私は廣瀬宅を後にして急いで編集部に戻った。
(編集長…怒ってるかな!?)
ゴホッゴホッ…風邪引いちゃったかな!?
あー仕事に行かなきゃ…
「△△大丈夫か?」
編集長が心配して声をかけてくれた。
「はい…大丈夫です。」
「○○ちゃん」 o(*⌒―⌒*)o
「未来君!!」 (・_・;
「○○ちゃん♪仕事終わったでしょう♪」
私の手を掴んで編集部を出様とした
「あのね…未来君…私まだ仕事が…」
「△△、今日はもう帰って休め〜」
「編集長…でも…」
「はい〜お疲れ様〜お大事に〜」
編集長は片手をあげてデスクに戻った。
「はい♪○○ちゃん♪帰ろ」
未来君に手を握られ編集部を後にした。
「今日は、僕が○○ちゃんのお世話するからね♪」 (o^−^o)
「………」
どうしよう…未来君に迷惑かけちゃった。
(。_。)φ
「迷惑なんて…思わないでね♪」 (^-^)
「未来君?」
「僕が○○ちゃんと一緒に居たいし…早く元気になって遊びたい♪」
「なっ…〃ありがとう…未来君」
(//∇//)(//∇//)(〃^ー^〃)
着いたのは自分の家でわなく…未来君の家だった。
「はい、○○ちゃん寝ててね♪」
私をベッドに寝かせて部屋に後にした。
私は段々瞼が重くなり眠りについた。
「○○ちゃん?大丈夫?お粥作ったけど食べられる!?」 (^^)
「うん」
「良かった♪これ食べたら、薬飲もうね♪」
「はい…あーん…」
……えっ!!…いや…恥ずかしい…
「どうしたの!?口開けて♪」
「口移しが良い♪僕は嬉しいけど♪」
「えっ!!いや…普通に食べたい…」
「えー♪じゃ今日は我慢してあげる♪ほら口開けて♪」
「あーん♪美味しい〜ありがとう未来君♪」
我慢って………〃未来君…
「可愛いい♪○○ちゃん」
私はお粥を全部食べた。
未来君がベッドに潜り込んで来た。
「未来君?」
「僕も眠くなったから、一緒に寝る♪」
( ̄q ̄)zzz
「未来君!!駄目だよ!!風邪…」
「○○ちゃんの風邪僕にも、半分頂戴♪」
「未来君…」
「さぁ♪寝よう♪」
「うん♪未来君…ありがとう。」
未来君が腕枕をしてくれた。
「スースー」
「寝たかな♪○○ちゃん早く元気になってね」
「いつも、どんな時でも君の側に居るよ」
「愛してる」
追伸…
今私が風邪をひいてダウン中…
皆さん風邪には注意して下さい。
「えーと…お箸、あっ!!このお皿可愛いい♪でも…いっぱいあって迷う…」 (^^;)))
今日は、後藤さんとショッピングモールに来た。後藤さんの家には食器類があまり無い為一緒に来た♪
私がお皿を選んでいる時、近くに居た女の子逹の声が聞こえた…
「ねぇ〜あの人超カッコ良くない♪背が高くてイケメン♪一人かな?」
私は、彼女達の視線の先に目を向けた…その先には、後藤さんだった…やっぱり後藤さん目立つな (・_・;
後藤さんは、私の視線に気付くと微かに微笑み近いて来た。
キャー♪カッコ良い♪女の子逹の黄色い声…あの笑顔最高♪
「あの人が彼女かな!?いいな〜…」
「どうした?」
後藤が私の顔を覗き込んで来た。
「あっ!!マグカップどっちにしようか迷って…」
この人は…回りの人の声が聞こえないのか!?
それとも言われ慣れているのか!? (((・・;)
「あんたの好きな物を選べば良い」
o(*⌒―⌒*)o
「〃はい…〃じゃあこっちの…マグカップにします…〃」
私は俯いて言った。
(後藤さん…その笑顔は反則だよ…)
「どうした?○○?顔が赤いぞ!?具合でも悪いのか!?」
「いいえ…大丈夫です〃」 ((((;゜Д゜)))
「そう言えば、そろそろ昼飯の時間だな…」
「何か食うか!?」
「はい」 ("⌒∇⌒")
「食い物になると元気だな♪」
私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた
彼が私の手をギュッと握り歩き出した
「後藤さん…」
「ん!?」
「大好きです〃」
「なっ…〃」 (//∇//)