硝子の心

夕暮れ時に、
何時しか燈がついて、
寒いような寂しいような…

心地好い時季なら、
散歩もいい感じの燈…
一緒に歩けたら…
記憶の中だけでも、
夢の中だけでも…。

もうすぐ師走の時季。
クリスチャンじゃないけど、
クリスマスに、
一緒に歩きたかった、
一本道の燈の中を…。

…硝子の涙…

こんなに沢山のボート...。
見た事あったのかな？
無かったら見せたかったな。

公園に佇む中で、
共に乗りたかったよ。
きっと楽しかったかもね...。

ねぇ...
もう手遅れなのは分かっているのに、
悪あがきに聞こえる、
この胸の内。

でもね、
私には記憶と共に残る、
魂と過去。

記憶の中だけでいいの...。
聞かせて...
風にのせて、
笑い声とその笑顔を...。

…硝子の涙…

幼稚園の時、
カレー、
一緒に作ったよね。


何時も笑って、
食べたかったな…。

…硝子の涙…

何かさ、
昔、よく毎朝、
飲んでたよね。


昔は、和風なんて、
嫌でさ…、
なんでかな？


今は大好きな和風。
急須も見て…、
今のは結構、
お洒落でしょ。


お線香の香りもさ、
今のは素敵で、
こうして並べてみたら、
悪く無い和。


和ってさ、
色んな意味で、
和むとか、
人の和だったり、
奥が深いよね。


私が求めているもの、
色んな意味の、
和なのかもね。
お母さん...

…硝子の涙…

ねぇ...私、
観察日記って書いてた？


思い出せなくてね、
毎日、毎日、
何となく過していた
記憶しかなくて…。


忘れないと、
生きていけない…、
忘れる事を与えられてる、
楽しかった記憶と、
嫌な記憶。


疲れるね、
人間って…。

…硝子の涙…

〜御詫び〜
携帯から見れない文面・画像がありました。一応、手直し致しましたが又、不都合がありましたら申し訳ありませんm(__)m