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歌はいいねぇ。・・・歌は心を潤してくれる(21)(望稔)


曇天




鉛の空重く垂れ込み 真白に淀んだ太陽が砕けて 耳鳴りを尖らせる

ひゅるりひゅるり低いツバメが 8の字なぞってビルの谷を翔る もうじきに夕立が来る

曇天の道を傘を忘れて 歩く彼女は雨に怯えてる ので僕も弱虫ぶら下げて空を仰ぐ

あちらこちらあんよは上手 珈琲屋に寄って一休み極めたら 帰れない帰らない

曇天の道をぶらりぶらぶら 歩く二人は足軽のごとく 危険好きの誰かのふりをする小心物共

曇天の道を傘を忘れて 歩く彼女は雨に怯えてる ので僕も弱虫ぶら下げて空を仰ぐ




銀魂の歌で上位に好きです。
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