遺書という名の日記

また夜に遊びに行った
自分の無力さが異常で呆れる
お前にも呆れる

今日出ていくところを見た
別に協力したつもりじゃないけど
いつも、こんな風に出ていってるんだ、と
自分なら罪悪感で遊びに行けない
普通に遊ぶ事すら許されないと思っているし
自分が呑気に遊んでいる時
自分のしなくちゃいけない事を誰かに任せ
父親の稼いだお金を無駄にする
門限とかいうの、あったのに
今ですら忘れたように、
部活はこれより遅くなるから、とか
おかしいよな

帰って亡くなってたらどうすんだよ
最初で最後の家族失ってどうすんだよ
ちゃんと守れよ　言ってんだから
言っても分かんねえか

言っても分からねえやつって
そもそも住んでる世界が違うから
価値観の違い

幸せでいることが嬉しい、楽しい
確かに、めっちゃ楽しい、今の状況
楽しいというか普通より
まともな事をしているような
でもふと、本当にふと、すごく幸せな環境下で遊んでいる時、自分がこんなに幸せで居てもいいのだろうか、と病めてくる
自分の身の丈に合っていない幸せ、というか
今の環境があまりにも異常でさ

前はどうだったろ
勉強も運動も出来ず友達も少なく裏切られメンヘラ(笑)呼ばわり、異常な一途、思考、
次、やめようと思った
やめよう、っていうか、それが自分なりの普通なんだけどそれを、隠そうというか、
なるべく殻に篭っていよう、って

今はどう？
勉強も今の周りより少しできていて
部活の圧に押し潰されながらも
必死こいて点数稼ぎにいこうとしている
部活はどうだ、頑張っているだろう
仲間に感謝しているだろう
友達はどうだ、沢山いる、親身になって話を聞いてくれる人もいる、数ヶ月で出来た
それも、数人、とてもありがたい

周りに人がいるのに、頼りたくない
謎のプライド、分かって欲しくない
まだあるんだよな、自分に武器が無いくせに無い牙向いて人を見下すところ
そんなに必死にならなくてもいいのに

つくづく思う、自分って可哀想な奴って

親しき仲にも礼儀あり

今さっき起きたなんだか泣き付きたい気分
怖い夢を見てないけど話を聞いて欲しい

人を過度に信じないように
愛さないように期待しないように
かと言って角が立たないように
気取らぬように　目立たぬように
誰一人傷つけぬように
虐めぬように　殺さぬように
かと言って偽善がバレないように
威張らないように
軽いジョークやリップサービスも忘れぬように
どんな時も笑って愛嬌振り撒くように
無駄に自我を晒さぬように
話さぬように分からぬように
でも絶対口を閉ざさぬように　　
笑わすより笑われるように
人をちゃんと敬うように
崇めるように讃えるように
でも決して嫌味にならないように
ふざけないように

あなたの許容範囲がどこまで
広いのか知りたいだけ

覗き込んだからにはちゃんと責任とれ