Nostalgia

正直１年前がどうとかこうとか、自分語りはじめちゃうやつ(笑)って思ってる。

けど、今日だから思うことだってあるのは確かです。それを記すか記さないかの違いだけで。


最終的に大学生になることを選んだのは、周りの人達が本当に真面目で、頭がよくて、努力家で、キラキラで、わたしはがんばるのが苦手で、一緒にいると息苦しかったから。

世界って、どきどきとわくわくときらきらでできてるんだよ
って、憧れのひとがくれた言葉。でも、辛いことしか見えなくて、目の前の辛いことの、ほんの少し先にあって、手が届きそうな大学生がまぶしくて、そっちをつかんだ。

なにが正しかったとか、そんなの誰にもわからない。そもそも人生に正しいも間違っているもなくて、ただわたしはその選択肢を選んだだけ。

浪人をきめたひとにかける言葉なんてなかった。１年分、わたしは先に来てしまった。

微積や紀元前の王様の名前には自信がなくなったけど、
レポートの書き方や、決められた答えの先にあるものを少し学んだ。

あのこたちは、あの人たちは、これからの１年でなにを勉強するだろう？これまでの１年で、なにを勉強しただろう？

わたしは、これからの１年でなにを得、これまでの１年で、なにを忘れただろう？

１年かけても手にはいらないと思ったから、１年分さきにきた。

友達ができた。先輩ができた。彼氏ができた。いろんなところに遊びにいった。デートにも行った。ご飯もたくさん、つれていってもらった。たのしかった、楽しかった、楽しかった。
いやなことももちろんあった、今だっていやなことがあったからこうして残すことを決めた。

うまくいかない。怒られる。反省しない。そこがきらい。自己犠牲。自己犠牲、じこぎせい。感謝をされないことに怒る。最低だ。結局自分のため、なんだ。でも、彼らはちゃんと、感謝してくれている、それだってわかっている、それを言葉にしてほしい、だなんて、あまりにも、自分勝手だ。寂しい。わかってほしい、気づいてほしい、かまってほしい。わからない、きづかない、かまわない。
そんなもんだ。

でも、なんだ、そんなものか。
なんて、なんの意義もない１年。
去った１年を思いやる。楽しくて、楽しくすることに必死な自分がいる。

いつだって、目の前のことしか見えていかなった。目指す先が、もうないから。
こうして、こんな風な１年をあと３度くりかえして、わたしは、なにになるのだろう？

楽しい、楽しかった、ただそれだけだった。

なにかに一生懸命で、なにかをつくりあげて、仲間といっしょに笑って、それで、それが、うらやましかったの。
だってわたしは、なにもつくれないから。


きらきらしてたものが、手に入って、わたしになった途端に、こんな風に当たり前になっていく。

めぐまれてる、愛しいね、ばいばい。