「不思議の国へよウこソ」
不思議の国…でも何処か歪なその雰囲気を持つ此処の国の住人たちは全員マトモでは無かった
少年になったり青年に変わる猫。痴者猫は言う
「此処は変態の国だから。住人は皆変態なのさ。アリス」
「じゃあ貴方も変態なの?」
「そうだよ。でも僕は…」
言い澱む彼は嫌悪に満ちた表情でした。
「変態を殺しに行こうよ。アリス」
「侯爵は夫人を愛するがあまり生きる屍にしてしまったのでした。」
「これが、愛だよ。アリス」
「人形を愛することが?」
「『人形』じゃあない。ファシーヌだよ。」
「私にとっては同じよ」
人形フェチ*帽子屋
「…まだ寝てるんだぁ。」
「……誰が?」
「『僕の彼女』がだよぉ。ずうっと寝てて起きないからさぁ…僕も寝ながら彼女が起きるのを待ってるんだぁ…」
「………彼女…寝過ぎ…」
死体愛好家*眠り鼠
「…あっ…んんっ…っと!もっとぉ!!お願いぃぃ!」
「…変態兎」
「…うっ…あっ!嗚呼!アリス!もっと言ってくれ!」
「…………嫌」
自虐主義*三月兎