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♪『塀までひとっとび / Sadistic Mika Band』(1975)♪

今日ご紹介するのは、過去から現在に至るまでの、日本のロック史上の中で、私が最もハマったバンドの一つであるSadistic Mika Bandの『塀までひとっとび』です(高校の学園祭で演ったバンドで、唯一取り上げた邦楽は彼らの二曲だけだったほどハマリました・笑)。

Sadistic Mika Bandと言えば、誰もが『タイムマシンにおねがい』を連想するでしょうが、この曲も同じアルバム『黒船』に収録されていたナンバーです。

ちなみにこの『黒船』というアルバムは、彼らの二枚目のアルバムで、当時洋楽を絶対視していた私の固定概念を、見事なまでにぶっ飛ばした歴史的名盤で、アルバムの半分を支配するインストゥルメンタルナンバーなどは、後の高中正義が歩んで行く道のりを暗示しているかのような、出来栄えとなっていますので、こちらの方も是非聞いていただけたらと思います

さて、話を戻して、そんな中でのこの曲なんですが、一言で言えば、とにかくカッコイイとしか形容できないくらいの、めちゃめちゃカッコイイナンバーです(笑)

さすがにベースの小原礼が作った曲らしく、ベースが単なるベース(base)にとどまらず、リードベースとでも言う表現があてはまるほど、前面にフューチャーされ、高中正義のギターとともに絡まりあって、そのファンキーなビートとともに、我々リスナーに強烈に襲いかかってきます

You Tubeで見られる映像としては、表記をMikaからMicaに変えての1989年の再結成時のライブ(天晴ライブ・ボーカルは桐島かれん)映像がオススメです

小原礼のカッコイイ、リードベースと、高中正義のギターテクニックに酔いしれて下さい

それでは今日はこの曲で、

hope you enjoy

『I will / Momoko Kikuchi』(1984)

今日ご紹介するのは、先日のKey West Clubに続いてのジャパニーズアイドル、菊地桃子の『I will』です。

私は昔から洋楽を中心に聞いてはいたものの、そのかたわらでは、結構歌謡曲も愛聴していました。

そしてその歌謡曲の中でも特によく聴いていたのが女性アイドルだったのです。

別に盲目的やオタク的に、『かわいいから』とか、『タイプだから』とか、『ファンだから』とかいう理由で聴いていたのではなく、たまたま私が好きなタイプの楽曲は、女性アイドルの声がよく合う曲が多かったからなのです。

私が思うに、歌謡アイドルってのは、一部の例外はありますが、大半は一つのプロジェクトにおけるボーカル部門の担当者であると思うのです。

つまり、そのアイドル自身にアーティスティックな方向性があるわけでなく、それはあくまでも後付けで作られたものであるのだと。

例えば、ある一人のデビュー前のアイドルがいたとしますと、そのアイドルを売り出すためには、一つのプロジェクトが組まれ、『どんなキャラでいくのか』、『どんなコンセプトで売り出すのか』という路線が組まれ、それから、それに見合った作家なり、楽曲が選ばれていくという流れになります。

なので、逆を言えば、誰が歌ってるかではなく、誰が作ってるかの方が重要だった訳なのです。

話がずいぶん逸れましたが、そんな中、菊池桃子が1984年に出した、『OCEAN SIDE』、1985年に出した『TROPIC of Capricorn』という2枚のアルバムは、私の好きな作曲家の一人である林哲司が、全曲作曲、編曲、プロデュースを手がけ、よくあるバラ売りの集合体というアルバムでなく、見事なまでのトータルコンセプトアルバムに仕上がっているのです(3枚目のアルバム『ADVENTUREも、そんな感じみたいですが、聴いてないのですみません)。

要するに林哲司が一枚のコンセプトアルバムを作成し、そのボーカル部門を菊池桃子が受け持っているという感じなのです。

そんな中での表題曲の『I will』なんですが、彼女のデビューアルバムである『Ocean Side』のラストを飾るこれまたアイドルらしからぬ7分弱の壮大なアレンジのバラード大作となってます。

・・・と、いう事なのですが、実は、私がオススメしたのには、もう一つ理由があるのです

それはこの曲、あきらかにコモドアーズの大ヒット曲『Still』を モチーフにしている事がミエミエなので、コモドアーズファンの方にも、そのあたりを確かめてもらいたったのです(笑)

You Tubeの方では、3分弱の省略バージョンしかありませんので、雰囲気だけ味わってみて、興味がわいたら是非アルバムの方でもチェックしてみて下さい

今回は大変長くなってしまいましたが、それではまた次回

hope you enjoy

『Last Train To London / Electric Light Orchestra』(1979)

E.L.O(Electric Light Orchestra)と言えば、つい最近彼らの1981年のスマッシュヒットである『Twilight』が、『電車男』のテーマになった事で知った方も多いと思いますが、結成は1971年と古く、その名からもうかがえるように、結成当初はクラッシックとロックの融合をテーマにした、いわゆるプログレッシブロックと言われる範疇に属したバンドだったのです。

しかし、1972年にそれまでのリーダー格だったRoy Woodが脱退し、その後の核となるJeff Lynneが中心となってからは、一気にPOP色を強め、スマッシュヒットを連発、押しも押されぬ人気バンドへとなっていったのです。

そしてこの作品はそんな彼らの絶頂期である1979年に発表された8枚目のアルバム『Discovery』に収録されたナンバーで、当時の大Discoブームの世相を反映し、彼らにしては珍しいDisco風味のアレンジの、エレクトリック・ダンス・ポップ・ナンバーに仕上がっています。

彼ら自体がヒット曲の宝庫であり、数あるヒット曲の中から、一曲を選ぶなんて事は、とてもできない事ですし、この『Discovery』というアルバムもベストアルバムかと間違えるくらい、素晴らしい曲揃いなのですが(1979年度のイギリス年間第二位のアルバムで、私的にはこのアルバムをベストとして推します)、先にも書いたように、彼らとしては、この曲は三連ベースを前面に押し出した、異色のDisco風味のナンバーという事で、今回は特に取り上げさせていただきました

もちろんDisco風味とは言っても、彼らならではの綺麗なメロディーラインはもちろん、ELOとしての魅力は存分に発揮されているのは言うまでもありませんが。

ちなみにこの曲は新宿のDisco『Newyork Newyork』ではガンガンプレイされ、場内は超盛り上がり、私も踊りまくっていたのですが、その頃の名古屋のダサDiscoでは、学生バイトのエセDJが曲名すら知らず、リクエストしても取り合ってもらえなかったという苦い思い出があります(笑)

You Tubeでは、彼らのヒット曲はバンバンありますので、興味を持たれた方はあれこれ見られるといいと思います。

Jeff Lynneの才能溢れるELOワールドに是非触れてみて下さい

それでは今日はこのナンバーで

hope you enjoy

『Never Gonna Fall In Love Again / Eric Carmen』(1976)

今日ご紹介するのは、Eric Carmenの『Never Gonna Fall In Love Again』です。

Eric Carmenと言えば、彼の名前は知らなくても『All By My Self』という名曲なら、誰でも一度は聴いた事があるかと思うのですが、元々は第二のBeatlesと呼ばれた(そんなバンドは山ほどいますが・笑)、The Raspberriesというバンドに在籍したヴォーカリストなんですが、バンド解散後はソロに転向し、そして発表した第一弾が『All By Myself』、第二弾が、この『Never Gonna Fall In Love Again』という訳なのです。

前作の『All By Myself』同様、こちらもクラッシックの交響曲を題材にした、非常にメロディーのきれいなバラードに仕上がっています。

歌の内容は、ズバリ、失恋ソング

『明日からは君のいない生活だ。もう誰も愛さない。もう傷付きたくない。もう恋なんかしたくない。』なんて内容の、実に悲しい歌詞が次々に出てきて、聴く者の涙を誘います

You Tubeでオススメする映像は、コメントを見ると日本のTV番組に出演した時のものみたいなんですが、ご丁寧に訳詞のテロップが出てきますので、より一層歌の内容を味わって聴く事ができると思います。

カラオケにもちゃんとありますので、気に入った方は挑戦してみるのもいいかと思います(ちなみに私も歌ってます・笑)

それでは今日はこのナンバーで、

hope you enjoy

『Wordas / F.R.DAVID』

今日ご紹介するのは、私が思う、『カラオケで絶対歌いたい歌』で、なおかつ『なんでカラオケにないの』の、ベスト10に入るであろう名曲、F.R.DAVIDの『Words』です。

F.R.DAVIDはチェニジア生まれで、フランスをベースに活躍した歌手で、この曲はヨーロッパ各国で800万枚を売る大ビッグヒットとなりました。

日本ではこの曲と、これまた二番煎じ的な名曲、『I Need You』との二曲が大ヒット、当時の洋楽チャートを大いに賑わせました。

何と言ってもキャッチーで親しみやすいメロディーと、優しさにあふれた彼のボイス、そして何となく中学英語で理解できそうな歌詞(だいたいヨーロッパの英語以外を母国語とする国の英語の歌詞は日本人にとって歌いやすいものが多い)は、ヒット曲の要素をふんだんに盛り込んだ、まさに究極の売れ線ナンバーと言う事ができるでしょう。

冒頭にも書いたように、なんでこの曲がDAMには入ってないのかよくわかりませんが(他社にはあったようななかったような笑)、もしもあったら絶対歌いたくなる事は間違いないと思います。

そんな私のために(笑)、You Tubeで見れるPVは、ちゃんと歌詞付きとなっております(笑)

と、いう事であなたもこの曲を聴いて気に入られたら、是非是非DAMにリクエストを出しましょう(他の曲でも書きましたね笑)

それでは今日はこの曲で

hope you enjoy
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