昨日、昼休みを終えて授業が始まる直前。吹奏楽部の子たちが号泣しながら教室に入ってきたから、なにごとかと思った。

今日、学年集会で隣りのクラスのKちゃんが亡くなったことをしらされた。

クラスの子たちや吹奏楽部の子たちが泣いてた。私は、信じられなかった。担任の先生が話している彼女の様子を語る言葉に現実味がなくて、ぼうっとした。

校長先生が話す。

意味をもって脳に伝わる。

こんなに憤りを感じたのは久し振りだった。
あなたが見ていたのは彼女の功績であって彼女自身じゃない。仮にも彼女の死を悼む生徒がいるっていうのに。人の気持ちがこれっぽっちも汲めない大人。残念ながら、とか、整理して、なんて。そんな言葉は誰も欲しくなかったよ。




悲しかった 悔しかった

私は 無力で 君は いなくて

君を冒涜した人を私は殴れもしない
軽蔑の言葉ひとつも吐けない

その人さえきっと許す君だから





思い出は内緒。