飴色日和

※普通にネタバレしています。

BWSことBLACK WOLVES SAGAは、ＰＣ専用の乙女ゲームです。

簡単にあらすじを書くと、ウェブリン王国という国でゾディバという謎の病が発生し、その原因が狼種（種族の一種です）であるということにされ、狼狩りの令が国王によって発令され、狼種が虐げられて数年たったところから話が始まります。
主人公のフィオナは、人間の中でもロベイラ種といって、体が弱い女の子であるために、塔の中で幽閉されて日々を過ごしていましたが、ある日、狼種を操る魔女であると疑いをかけられ、城に連れて行かれることになってしまって……という感じです。まとめられなかった。

基本的に共通ルートが長くて、個別が短いです。また、フィオナの身近にいる兄や執事などの「家族組」、第一王位継承者と第二王位継承者の猫種の双子の王子の「猫組」、あとは「狼組」と途中から大ざっぱなシナリオ分岐なので、同じカテゴリーの攻略キャラはかなり早く終わりそうな予感がします。

ストーリーは暗いです。そして、個別ルートでやれよと思うような攻略キャラの過去話も多く、あまりネッソルートをやったような気がしません。アルルの過去話が思ったより長かった。メヨーヨとオージェの猫組が何故フィオナに執着しているのか、個別ルートに入る前に散々見せられて、お腹一杯です。共通ルートでの猫組、狼組も色々語りたいけれど、個別の記事でやります。

で、ネッソというのはフィオナの異母兄で、国に仕える筆頭騎士ですが、つまるところ重度のシスコンという病を患っています。妹が綺麗になっていって惚れていったとかではなく（それもあるでしょうが）、幼いころにファーストキスを奪っています。確信犯です。

ネッソルートでは、ゾディバ解決や、狼種を救うよりも、家族と一緒に平和に暮らすことを選択し、フィオナ達は国外逃亡を決意します。しかし、選択肢でなんとなく恋愛イベントらしきものをみていたら、エンディングだった。

恋愛描写ですが、ネッソはプレイ時に既に好感度マックスです。フィオナも、お兄ちゃんが他の人のところにいったら嫌だなという漠然とした不安感があり、何だかんだネッソに言いくるめられます。

そして、ここを一番語りたいのですが、ネッソは大分精神が不安定な人のように感じました。
終盤、事故でフィオナとネッソが崖から落ち、ネッソは大怪我を負います。結局、仲間たちに助けられて、命は助かりますがしばらくベッド生活になります。そこでフィオナが看病している時の台詞がうすら寒い。フィオナも違和感を感じ、どちらが本当のネッソであるのか戸惑いながら、言われるがままにディープキスをしたり、服を脱いだりしています。何しているんだしっかりしろフィオナ。

フィオナ自身もネッソの事は好きだと思いますが、あくまで親愛に毛が生えたようなレベルであるのに対し、ネッソは真性です。本気で妹を愛し、誰にも渡したくないと密やかに想っている。
私個人の感想としては、ドン引きする気持ちが強くてネッソに萌えている時間がなかった。

またエンド後にグルーミングというお触りゲームが出来るようになるのですが、下半身を触ったときの反応がベッドシーンに直結しそうなくらい本気で、本気のお兄ちゃんには疲れました。

ラスが可愛くて、彼を救いたいけど、家族組を先に片づけておいた方がいいのかとも考えています。どうしよう。

初めまして。
まずは、１番最初の記事ということで、簡単に自己紹介をしたいと思います。

東京在住の腐女子大生です。
あまり、これといってはまり続ける作品はないんですが、APHは元来の歴史好きもあいまって、ゆるゆると好きです。
ここ最近はジャンプ作品にめっきり弱くなり、毎週ジャンプを購入するのが癖になりました。

根本的には、ストーリーが重圧なものが好きなんですが、基本的になんでも好きです。ビッチ受けのごとくキャパがばっかばっかです。みたいな感じで、日常生活ではあまり出せない下品な部分も大っぴらにしていくと思うので注意してください。
少女漫画や一般小説でもＢＬ妄想したりするので、こちらも苦手な方はご注意ください…！