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Tomorrow and Tomorrow

実に3年ぶりだそうです。
久々にアクセスを見るとたまに読んでくれている人がいるようで驚いています。
そして未だにエムブロが残っていることに驚きを隠せない。

ご多分に漏れず寝付けなくなったので書いているわけですが、
前回から変わっていることは何かあったかな…と思ったらFF14を始めたんでした。
2017年末くらいからやっているのでもうちょっとで3年です。

凝り性というか、1回のめり込むと止め時を失うタイプなのはetarnalzoneで分かっていたんです。
始めて見るまで「ギスギスオンライン」だなんだと言われていたのもありましたし、ちょっと怖いなーという印象もありました。何年も続いてるMMOなので最先端に追いついていけるのかなという不安も。
でも色々なめぐり合わせがあってパッチ4.1と4.2の間にエレメンタルDCのGarudaサーバーにうちの子が爆誕して、FC(フリーカンパニー)という他のMMOで言うところのギルドにも入れて貰いました。
ちなみに音楽系の人がたくさんいるところなので、皆でアレンジコンピを作ってそこに1曲書かせてもらったりもしてます。

そしてやっぱり凝り性なので、8人で遊ぶ最も難しいコンテンツとして用意されている「絶」と呼ばれるバトルコンテンツは全てクリアするくらいには結局のめり込んでしまいました()

まぁ始めて見るとこれが面白くてですね。
しかも現代の日本社会の構造に適合して、短い時間でもちゃんと遊べるし、長い時間をかけて遊ぶこともできる作りになっている点は本当に関心しました。
昔ながらのMMOだと狩場に何時間も貼り付いてレベリングをして、数時間に1体しか湧かないNMモンスターを倒してレアリティの高いアイテムを手に入れて…みたいな要素がほぼ0に等しいです。

レベリングに関しても、ストーリーを遊ぶだけならメインクエストを主に進めているだけで十分な経験値が得られ、カンストまで進められるようになっています。
またパーティーのマッチングもコンテンツファインダーというものが用意されていて、
行きたいコンテンツを選択して「参加申請」をしておくと自動でマッチングがなされて4人なら4人、
8人なら8人のパーティーが自動で生成されて、簡単なコンテンツなら「よろ」「おつ」くらいの挨拶でも
良いくらいコミュニケーションも簡潔で気軽に出来ます。

ただ、それだともちろん難しいコンテンツはクリア出来ないので、今は固定パーティーに混ざって「今週は○曜日の何時から○○に行きます」みたいな事もやってますが。

そんな事は二の次で、これだけは言いたい。
「シナリオが本当に、本当に面白い。」です。二の足踏んでる人がいたらフリートライアルをやって欲しいくらい。
MMORPGってどうしてもストーリーがオマケみたいなところがあって、あんまり感情移入出来ないところが多いと思うんですけどFF14は違うんですよ、と。
ちゃんとファイナルファンタジーのナンバリングとしてストーリードリヴン(=物語が主体)なMMORPGになってます。

2020年9月現在は拡張パックの3本目まで出ていて、1つの拡張ごとにフルプライスのRPG1本分くらいのボリュームがあります。よく通称されているのが、パッケージに含まれたワードから「新生(2.0)」「蒼天(3.0)」「紅蓮(4.0)」「漆黒(5.0)」です。
諸々事情があってFF14は一度失敗したMMORPGなんですが、それが再起してからの部分を遊べるようになっているためストーリーの初期から2.0と呼ばれています。
2020年8月のアップデートで、いわゆる3.0の「蒼天」までは無料で遊べるようになりました。

本当にふわっとあらすじをお話すると、古い作品のFFでお馴染みの「光の戦士」として「エオルゼア」という世界に降り立ち冒険をしていくんですが、
一番最初の「新生」ではただ一介の「冒険者」なんです。それが困っている人を助け、手を差し伸べ、様々な人との出会いや別れを経て、やがて「光の戦士」や「英雄」などと人々から呼称されるようになります。
で、ぶっちゃけてしまうとこの「新生」はストーリーとしてはあまり面白くありません。
一介の「冒険者」である主人公が「英雄」になっていく過程なので、使いっぱしりにされる事もしばしば。
他のゲームでもヒーローとして描かれる困った時に助けてくれる存在として、ある意味良いように"使われている"側面が大きく見えるかもしれません。
更に世界を冒険する上での下地になる世界設定を知る事や、大きく物語にかかわってくる人物との出会いのストーリーでもあるからです。

そしてこの「新生」の最後の方から物語が急展開して劇的に面白くなっていき、そのまま「蒼天」に突入します。
ネタバレにならない範囲で面白さを伝えることは難しいですが「光の戦士」「英雄」と呼ばれていた主人公が、とある陰謀に巻き込まれ再び一介の冒険者となってしまいます。
失意の底にある冒険者を「元英雄」ではなく、「一人の人間」として見てくれている人達が救いの手を差し伸べます。
「新生」では立ち入ることが許されなかった、雪に覆われし城塞都市「イシュガルド」へと匿われる形で辿り着き、1000年続く人と竜の戦争に身を投じていきます。
この「蒼天」がかなりコテコテなダークファンタジーとなっていて非常に人気が高く、元々有料の拡張パッケージだったものが前述したようにフリートライアルとして無料で遊べるようになっています。

とここまで書いて完全に宣伝になってますねこれ()

いやでも本当に面白いのでぜひ「蒼天」までと言わず、最新の「漆黒」まで遊んで欲しい…()
いい歳して涸れるまで泣いてしまったくらいには面白かった。
しかし遊んで欲しいけれど「漆黒」で何が起こるかは全く言えないもどかしさがあります。
ひとつ言えるのはそれまで冒険者が歩んできた全ての旅路が収束して、本当の意味で物語の主人公になります。
ここで言う「全ての旅路」は今まで辿ってきたシナリオはもちろん、プレイヤー1人1人異なる自身の体験に基づくところが大きいため、世界に触れれば触れているほど本当に面白いストーリーです。これってコンシューマの買い切りタイトルではどう頑張っても成し得ない事なんですよね。
アップデートで世界が広がって、遊んでいくうちにもうひとりの自分(アバター)のように感じ、キャラに愛着が湧く
からこその体験なのでMMORPG独特だと思います。

興味を持った方いればPS4かPCで遊べるのでまずはフリートライアルから遊んでみましょう(あれ結局宣伝だぞ
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