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花丸文庫の学校か!!

※本文はネタバレを含みます※




久しぶりの津田さんの短編集。
1/4スペースでも語られているように、辛気くさい話が多いです(笑)。(私はそこが好きなのだが)


『ノスタルジア』

表題作。遠藤さんの「へヴン」ぽいと思った。
作品紹介にある通り、カレカノ劇中劇「鋼の雪」の世界観に似ている──と言うか、あの世界の過去の話、かな?
摂の事は、ロボット三原則を破って兵器利用した結果で。摂はもちろん、シリウスも彼女も悪くないと思います。いや、人が人を殺すことは決して‘悪くない事’じゃないんだけど。
あぁ、でも、戦争が化学を発達させるのは事実で、戦争が無かったら摂とシリウスが出会わなかったとなると「JOKERシリーズ」と同じジレンマに陥るんだよな……。

摂が宮沢父ぽくてカワかっこ良くて、人間くさくなったシリウスもわんこぽくて、そんな二人が告り合ってみたり、とにかくキャラはかわいくて好きです!
それにしても人が出来すぎてるよ摂。妬みを飲み込むことすらサラッと見せて、予め距離を取る。里親になんてそうそうなれないよな……。


『恋愛は、普通。』

「e.w.モンスター」と同じく、最近の津田さんの恋愛モノはあんまり好きじゃないかな……という感想。初期のは好きなんだけどなぁ。
しかし李良の男子からの好かれ様と女子からの憎まれっぷり、いっそ清々しい。女子の暴言には笑わせて貰ったのでNo.1ヒットを今回の記事題にしてみました。

はじめ、李良は周りに食われてる子かと思ってたけど、実際は誰より男前(メンタル)だから突っかからずに流す余裕があったのね。
……でもその余裕って周り(男子)に愛されてる自信から来てんじゃね?と思うとやっぱり嫉妬したくもなります。女子としては。

伊東さんは敬語キャラ・天然という所が悪く作用してか、どうも好きになれない子でした。


『赤い実』

再びお目見えの魔術師シリーズ。
ページ数の関係でか、淡々とした話だけどその分凝縮されてて、革命なんて大きな事をしているにしては二人の感情にかなり焦点が向けられて良かった。追い詰められたラギさんが特に。
果たして姉さんに正気が戻る日は来るのか……ってか、ラギさん統治する能力無いのは実証済みだけど大丈夫なんでしょうか(笑)。
まぁ「人を知りたい」と言いながら、望む結果を見て満足してるふしのある魔術師のことですから良い方に行くんでしょうね。


『な忘れそ』

待ちに待ったコミックス化。BがLだからって理由だけじゃありません(少しはあるのか)
カレカノ以前のコミックス読み返したら近い気がしたから、初期の雰囲気を感じる所が好きなのかも。
モノローグが豊富で思考説明が多い、故にメイン二人で進行するストーリィ。たまらんこの 閉 塞 感 !(だいこうふん)

劣等感も乗り越えた春亜の想い、そっ気なくなった春亜を尊重したいけれど離れて行きたくない友也の葛藤が婉曲して相手に伝わってしまったのかなぁ。
春亜の強かさを知っていたのは友也だけれど、弱さを見誤っていたのも友也。誰より春亜を知っているつもりでいた分、切れてしまったのか。

友也の心的理由の記憶喪失……
ちょいとご都合主義なラストかなと、思ってしまったけれど、バッドエンドよりは良し。
ただ、突っ込ませて頂くと「親友だ」で何故チュウなのか友也(笑)。本能で分かっているとゆうことか……。


話題:LaLa

下心の帝王とでも呼んでくれ

話題:The MANZAI

※本文はネタバレを含みます※


2-3巻を読みました。



あさの先生、秋山ってばいよいよ歩への気持ちがオープンすぎやしませんか?──と、専ら腐女子ゴコロをハラハラドキドキさせながら(児童書なんだけどそこらのBがLする物語より胸を鳴らせて)読んでいるMANZAIシリーズなのですが。

この3巻。

ここまで成績優秀品行方正、陰も見せずまっとうな優等生できた高原くんが、まさか!の下心の帝王宣言。
歩が口を滑らせた言葉が、高原くんからあんな台詞(※記事題)を引き出すとは。驚いた。驚いて思わず見逃しそうになって二度見しちゃいました。

いいなあ。好ましいなあ。
なんてかっこいいぃんだ委員長!!!

正直、1巻を読んだ時は、想いが通じたとしても、京美ちゃんの尻に敷かれるんだろうな……と思っていたのですが。
今ならはっきり言える、否だ、と。

彼は敷かれるのではなく、喜んで下に回り、押し上げるひとなんだろうね。
中三にして、嫉妬を覚えるくらいの人格者(年齢を加味しなくとも)(それより未熟な自分…)な彼は、当然トップに立ってるけど変なプライドは無くて必要とあらばサポートに回る、知識も理解力もあって人望は厚い。その能力を好きなひとのためなら惜しまず提供出来る決断力と行動力。あれ、完璧じゃね?

歩も端端でかいま見せてますが、中学で同級生から、好意は兎も角、尊敬の目で見られるって凄いよね。格好いいな。
賢いなとかスポーツが上手いなって点じゃなく、人間として。もちろん、思春期成長期反抗期な中学時分では、まだ「人間」でなく「半人前」だから(これは私ではなく人生経験豊かな教師の言)、尊敬を受けるよな生徒がうじゃうじゃいても不気味だし大人がふがいなくなってまうけども。

思春期の少年なのに、下心と言う単語を口にしても嫌らしさを感じさせない辺りも凄い。
大物だ、悟りひらいてんじゃ無いかとすら思うけど(笑)、本人が主張する通り俗な面も持ち合わせている(ややもするとそれが一番大きな原動力である)『普通の』少年なんだよね。


そんなわけで、すっかり高原ファンになってしまいましたとさ。作品じゃなくキャラ語りになってしまった……(´今`)

3巻は意外な暗雲を残して終えてしまったので早く4巻が読みたいです。シリーズではあるけど単巻で読める、と思ってたのにあんな引きを入れるなんて〜!



※以下BがLする話ですので苦手な方と知らない方は閲覧を中止して下さい※




実のところ、メグパパの想い人がアユママだった方が美味しい展開だったんじゃないか(秋山的に)、……と思う辺り、腐ってます。
秋山的に、と言うかBL的にね。


メグと秋山が結婚すれば歩と続柄が∴(´ε`(⊂≡(゜∀゜)



本妻と義弟で三角かんk '∴(ε`((⊂≡(゜∀゜)



∴∵(ε`(((⊂≡≡(゜∀゜#) { じ ど う し ょ !






色々と、ごめん。と歩とメグにに謝りながら読んでます。(秋山には思わない)

今や時代は繰越しがあたりまえ

話題:BL漫画

※本文はネタバレを含みます※

※BがLする漫画ですので苦手な方と知らない方は閲覧を中止して下さい※





いつもの事ながら森永が不憫でなりません。
と言っても、宗一くんが振り向いてくれないどころか返り討ちに遭っているせいではありません。あの不憫な子ったら、宗一くんの意識の変化に鈍感なんですもの。
最近じゃ、先輩はこっちの気持ち分かってない!とかブツブツ鬱鬱してるのを見るてと、変わってきてるよ!見逃さないで!て言いたくなります。
ああ、だけども、彼が宗一くんの機微に鈍いのって、これまでの経験に基づく自己防衛でもあるんですよね……下手に期待するとやっぱり返り討ち……(笑)

しかし、やっとそーいち兄さんが自覚と共に物を考えてくれるようになりましたネ! もう4巻も巻末ですよそーいちくん!
まぁこれで5巻からラブ(メンタル面の)色濃くなるかと言えば、否、なのでしょうけど。いいのいいの、それは至急に必要としてないから☆ むしろこれでもかと言うくらい焦らして頂きたい。
でもデレの割合が0から1になったと言われると、とっても大きな一歩だったなと思います。自分としては、ラストの宗一にーさんはデレは多くて2割くらいに抑えて欲しいと考えております。
と言うわけでエンゼルくん、進んで良いのはあと一歩だけだぜ!(笑)


今回、巻数がチャレンジャーズに並んだと書かれてましたが、向こうに番外として暴君カプの話が載ってるから、ページ数の上では既に追い抜いてしまったね(´・ω・`)
しかもあっちで宗一くんが暴れ回ってたのに比べるまでもなく、暴君にはチャレンジャーズカプが滅多に顔を出さないから(海外在住だから仕方ないのだけれども)、シリーズ8冊での登場割合も完璧逆転してしまってるぜ……。

と言うか、今や兄さんは自分の身を守るのにイッパイイッパイで黒川さんに威嚇(電話)する余裕も無いのが彼らの登場数と大いに関係していると思うのだけれど(笑)。

巴くんは久しく見てませんが、今回はかなこちゃんが結構出ててついニコニコ。かあわいいなぁ〜(*^v^*)
巴くんの天然振りには若干苛っとしてしまうのですが、かなこちゃんがぽやぽやしてるのは可愛い。切味鋭い時とのギャップが良いのかな?
昔は宗一くんをブラコンと思ってましたが、傾愛してるわけじゃなく、あそこん家の絆が強いからなんですよね。かなこちゃんの、寂しい云々と文句も言わず、兄さんの邪魔にならないように、と気を使う姿が健気。

それにしたって松田さんと森永くんの3人でハモる『無理じゃない?』がかなりツボでした。三人とも邪鬼のない笑顔なんだもの。(いや、森永は邪鬼含んでるか)


宗一くんが素直に森永くんを受け入れる日よりも、それを麗子さんに知られる日の方を心待ちにしている私です(#゜ε゜#)ぷぷぷーっ
それから磯貝さんの切札の執行日(*´∀`*)
黒川さん辺り、泡吹いて倒れてしまいそうだ(笑)

動くのに邪魔だもんな、上でも下でも

※本文はネタバレを含みます※




この前ひょんな所からろまんがの3巻が出てきたので読んでたのですが、宝塚家の精神的末っ子(於使用人内、喜稔登場前)のコンチに対して使用人の皆さんが「アイツには幸せになって欲しいからなー」とさり気なく本心を語るシーンがあって、ほんとに宝塚さん家の使用人ズは家族だなぁと思いました。
きっと見寄りが無かったり血縁者と縁を切ったり切られたりしてる人が多数いるからなんだろうけど。

同じコマで「あと5年我慢すればコン吉の勝ちなんだけど」とも言ってたんですが、そこは5年も待てなかった馬の骨d(^-^) 時が満ちる前に力技で勝っちゃったYO。
最終回のセリフから逆算するとほ〜ら犯罪者☆(まぁ罪状増えたところで今更ですが)
しかしあの連中に悟らせなかったのは本当に凄いと思うよ、流石は忍者とその手解きを受けたお嬢様アル。

各々単体でも色々危険だった2人の血を継いでたら確実に上総さんの魔の手が伸びたであろう秋華の幼少期の宝塚家が見たかった。勿論コンチが総て防いだろうけども!
勿体無いからとか言って菊花ちゃんやリニューアル紅梅のお古を着せたりしたら(庶民より慎ましい生活してるからあの二人)えらいことになりそうだ。
秋華が生まれるまでは紅梅がロリロリしてただろうから、その数年は上総さん的に黄金期だったんじゃないかとか余計な事を考えてしまった。


最後の最後に式場から花嫁を奪取して(花婿なのにな……)一番気になる奥様への想い、もとい誤解を清算したわけですが。

奥様に母親像を見ていたならそれこそ菊花ちゃんは妹じゃないのかーーー!!
それはそれで近親じゃねぃか!!!

どこまで行っても業の深い男よ。
(将来的にその業は息子へと受け継がれているような)
(彼女が馬だしストーカー気質だし)
(えらい迷惑)

で、コンチ(40代だっけ?)が旦那様化した頃に反抗期な秋華はポストコンチ(14)で秋華から嫌われる、と。い、因果ぁ〜(笑)



真坂の主役交換(それも菊花ちゃんじゃなくコンチ)と予告最終回(それが普通な筈が異例っつーのが異色)を経ての円満ハピエン……ご馳走様でした。

新井様大好きです。
次回作が楽しみですがいつお目見えするのか、首を縮めて待ってます。いっそ高校落書きから高校教師まで、とかストマンで描いて欲しいぜ!

話題:少女コミック

ラスト!

※本文はネタバレを含みます※




13話の冒頭8Pだけでも1つの作品として見れるじゃねぇのと思うくらい素敵だったのですがやっぱり1話通して読むともっと素敵ね。

元から学習意欲に溢れるエマが、がむしゃらになると決めたら誰も止められないネ。
ウィリアムに釣り合いたい(せめて所作だけでも足を引っ張らないように)、と思い、行動出来るようになった点に感動。無理してるんじゃないんだよウィリアム、身を引くでなく、二人で幸せになるために彼女が出来ることをしてるのさ。これから先、ウィリアムに気を使わせないための努力。
聡明で謙虚な彼女が、あの社会で彼に伴って図々しく生きていくことを決めた事、いや、実行している事に有頂天です。愛だね、アイ!


グレイスはお姉さんの巻を見て、……グレイス!(´Д`)と思ったのは私だけじゃないはず。あ、意味分かりませんかすみません。
「鳥カゴ」は現代も昔も、な感じね。弟妹のエネルギーに逃げるしかないグレイスかわいい。
ライオネルさんはグレイス大好きだね! 計算と天然で可愛がる甘甘カポーですかそうですか。(計算自体を素でやってそう。天然Sか)

「スティーブンス」凄くすき。妻を妬かせる主と執事。まーこうゆう所に端を欲して主従モエが歩みを始めたわけですわね。
ジョーンズさん一家はスティーブンス大っ好きですよね。誇らしげに絵を贈呈するコリンが可愛い。飾られた絵はコリンだけのかしら。兄弟みんなのが有ったら素敵だわ。
コリンは何気に皆の意味深な呟きを聞いてるよなー。賢いお子になると良い。人間的にね。


メルダースさん家の兄妹もおっきくなって! 奥様は年取って無さ気な美しさなのにー(*´Д`*)'`ァ'`ァ

エマの式に出る羽目になったハンスが可哀想でニヤニヤしてしまふ。(性格悪いぜ)

グレイスがおかんになってはる……。元々落ち着いてたけど『奥様』な風格になったなぁ。
そしてヴィヴィーが急激に綺麗になった!と思ったけどきっとアレだ、珍しく口を閉じて笑んでいるのもあるわ。俗に言う『黙っていれば〜〜』ね。それも基が良いからだけども。
コリンも成長したな〜、ヘロヘロだけれど(笑) イルダの前ではしっかり見せたいお年頃☆な末弟にちょっと驚きなグレイス姉さま。着実に月日は流れていますのね。


ウィリアムのエマへの態度が砕けてたり、顔付きも父さまに似てきていたりしかし優しい印象は残したままだったり、進展してるのねー! 感極まる。
現代の発想とは逆行するけど、エマは俺の嫁!な、ちょっと所有物的な物言いに見えなくもないウィリアムさんが反って当時の成立したカップルらしく見えて嬉しいの。

教会にて、先生の姓でサインしたシーンが効いてると思った。喜んでくれるとも!
式に出ないアルがらしくて素敵。内心ではケリーの祝杯に付き合ってるんだと勝手に妄想。

まさかのマリアとヨハンナ。バラシの無いドッキリかと思った(失礼)
マリアのオカンなら『昔はちょっとしたもんだった』のも頷けるわ。

顔に出ない酔っ払いアーサー、酔ってても余計な事は言わないのか。チェッ。恋人の一人や二人いそうだけどなかなか影見せなさそうだな彼は。
ハキムガールズに飾られるアーサーが今回一番のモエ。

アデーレとハンスは腐れ縁?どうにもならず二人がいつまでもメルダース家で働いてるのも、どうにかなっちゃうのも想像出来る。思わせ振りに終わってしまた……めっちゃ気になる。

ハキムガールズの登場シーンが流れる様で良か。僅か2コマの演出好きだわ〜(´∀`)


ラストはサイレントで賑わいを。
家庭内での身分の差などしこりは残るものの、皆笑顔で踊って寄り添って大団円。


おめでとう、


おめでとう。


ありがとう!



あ〜、まだ書き足りた感がないぜ!

話題:エマ
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