【詩】触れる


話題:詩

死にながら生きられねえから
もがいて息をする
歩くペンギンにも程遠い
また傷がたまってくんだな
日々が過ぎて募るそれを
愛おしく眺めるやり方しか知らない
捨てられない後悔に
そっと指で触れる