あたしの両足と両手
ぐっ、と伸ばしてみた
そしたら
風があたしを撫でた
光があたしを照らした
都会の一角
ビルとビルの狭間の
小さな公園
ポプラの樹と
懐かしい土の匂い
ペンキの剥げたベンチ
何をするでもない
ただ ぼんやりと
そしてまた立ち上がり
仕事へ向かう
土も 空気も ポプラも何もない
全て遮断された箱の中へ
歯車と化したあたしは
首輪を繋げられた 家畜
しかしまぁ
よく働く子だなぁって
自嘲してみたくなる
帰りは
また あの場所を通って
少しだけ ココロを換気するの
それが あたしの日課
解説
所謂オフィス街で働くOLさんの日常を書いてみました。
何気ないものがほっとさせてくれたりするものですよね(^^*
私は水のある処がすごくほっとします。
皆さんはどうでしょうか?
二人を分かつ距離を
断つ剣があるのなら
私は
迷わず その刃を
降り降ろすでしょう
距離が無くなれば
この体は
愛しい 君の元
只 ひたすらに
真っ直ぐに。
解説
えーと…これは私が遠距離恋愛をしてた時の事を思い浮かべながら書いた詩ですねー。
古ーい古ーい作品。