地震発生時、のんびり自宅でパソコンからツイッターをしていました。
ぐらぐらと小さい揺れからだんだん大きくなってきて、ガラスがガタガタと鳴り出しブツンとブレーカーが落ちる音がしたので、本能的に危ないと感じてすぐさま机の下へ。
変な話、幼い時阪神大震災を経験したので、落ち着いてはいました。
しかしまあ揺れが長いのでだんだん不安になり、これはまずいと焦りました。
2分〜4分くらいでしょうか、ようやくおさまったのでひとまずブレーカーをあげてみたものの着かない。
とにかくコンセントを抜き、ガスコックをチェック。
パジャマのままだったので、大急ぎで着替えてもしもの時のために着替えやらタオルやら保険証をリュックに詰め込み、下のコンビニでお茶とかにパンを買い近くの小学校へ。
しかしすぐに小学校の避難は終わってしまい、しかし途方に暮れててもしょうがないし。
今日は夕方からバイトがあったのですが、停電している以上どうしようもないし、皆が心配だったので自転車を持ちだし行ってみることに。
行ってみると、仕事には入ってないけど近くに住んでいる人たちも集合しており、皆無事。
その時点では16時頃で、辺りはだんだん暗くなっていて店内は薄暗くなっていました。
幸い、避難リュックに振るだけで充電できるタイプの懐中電灯を入れていたので、皆で使いました。
本社では工場の棚がひっくり返ったりで大騒ぎらしく、電話もつながりにくいのに専務が人としてまずい発言をしまくったので店長や私たち従業員はぶち切れたり。
18時頃になり、ようやく帰宅許可が出たので生菓子をもらい手動でシャッターを下ろし、解散。
ところがどっこい、向かいの携帯ショップがシャッターの手動用の装置が分からず右往左往。
携帯のライトを頼りにしているのを見て、折角懐中電灯を持っているのだから…とお手伝いをしました。
しかし結局手動用装置が見つからず、寒くなってきたので帰宅しました。
ひとまず電話回線がつながっていたので、携帯で実家・両祖父母に連絡。
災害用伝言版で新宿にいる父親と連絡を取りあいながら、真っ暗な部屋でパソコンのデスクトップの明かりを頼りに食事。
まもなく父親が「会社で籠城する」と連絡してきて。
電気・水道も復活しないまま、電話回線もだんだん使えなくなってきて、このままどうしようもないし寝るか…と思ってたところ。
ボコンボコンとトイレから不審な音が。
え、水道破裂?え?と怯えながらもとりあえず確認しにいくと、タンクの蛇口から水がでてる!
慌てて洗い場の蛇口をひねると勢いよく水が!!
もしかして…と外を見て見ると小学校や近辺の家から明かりが!!
ブレーカーを確認しに行き、おそるおそるスイッチを押すと電気がついた!!
ずっと落ち着いてはいたんですが、さすがにこの時は涙ぐみました。
電話回線も少し復活したようだったので、母親にすぐさま連絡を取りほっと一息。
二度寝でその日起きたのが昼間の12時だったので、まあ寝れるはずもなく、スカイプにログイン。
いろんな人に連絡を取り、通話して、ようやく眠気がきたので3時頃就寝。
朝方までの余震は体が慣れてしまったのか起こされることなく、8時に起床。
まもなくして父親も帰ってきて、ひと安心したのかまた眠気が…。
思った以上に休まってなかったようです。
夕方からバイトがあるので、とりあえず働いてきます。
被災地の皆さん、とにかく生きてください。
お亡くなりになられた方々、ご冥福をお祈りいたします。
被災地ではまだまだ気を抜けない状況です。
使える手段を駆使してできるだけ情報を集めて、少しでも役に立ちたいと思います。
来週あたりに献血に行こうと考えています。
ツイッターや赤十字のサイトを見て、あまり一気に押し掛けても血だって生物なんで使えなくなると知りました。
献血に行ったことがない人も、近くの献血センターを探してみてはどうでしょうか?
あなたの400mlの血が、苦しんでいる人を救えます。