益川リミさんの「すーちゃん」シリーズをここのところ繰り返し読んでます。
私は、すーちゃんの友達の「まいちゃん」が好き。

すーちゃんもまいちゃんも、自分に正直に生きている所が好き。
そして、憧れることは、たまにすーちゃんとまいちゃんが夜ご飯を一緒に食べたり、
帰り道にばったり出くわしたりすること。
生まれた町でもないところに住んでいて、ご近所づきあいもない若者には
これはなかなかない(実際すーちゃんとまいちゃんは大学のときからの友達)
から、憧れる。
前職も、帰り道に「じゃあご飯に行きましょう」ということもない職場だったから、
大学の時に夜は当たり前に遅くまで外にいて外食していたことを考えると、
とてもおとなしい生活をしていると思う。
それが悪いわけじゃないんだけどね。
でも、休日に仕事場の人に会いたいかっていうと そんなことないか。
じゃあ、これは望まなくでもいいか!

すーちゃんは仕事関係の人とはプライベートでは会わないって描写があるね。

で、話がそれましたが、
登場人物たちの内心の「本音」に『わかるー』って思いながら読んでいる。
人間、正しく生きていくということは、必ずしも心から清いわけではないと私は思うので、
この話がすっと入ってくる。
逆に、心から清い人や、男性陣はひいてしまうのかしら?そんなに過激なことは書いてないけどさ。
でも、人を傷つけてはいけないとか、自分の痛みや悩みを当たり散らしたりしない「大人」だから、
こういう大人になりたいって思う。
マンガエッセイですが、気になる方は是非一度読んでみてください。