私はあとどれくらい、彼のことを覚えていられるだろうか。



明日が来ることが確実だなんて思いたくないけれど、

もしいつか結婚できたとして、

子供も授からせてもらえる日がきたとして、


その日々の中で彼を思い出すこと、できるかな。



未来を思うのは怖くて仕方がないよ。




毎日絶望の毎日に、あなただけが私に優しくしてくれた。

救ってくれた。




恩を仇で返して、あたしって最低だね。





うさぎさんを選んだ私は最低なのかもしれない。

あなたを好きにならなきゃ良かった。

人として好きなままでいたら良かった。


そしたらもっとちゃんと恩返しできた。






失って気付くなんて、本当のバカだね。