無銘

上京した友人にあてた替え歌です。

頑張っている人へ。
落ち込んだら思い出して。
あなたは独りじゃない…。



『紙ひこうき』



夕暮れに染まる
教室から眺めてた
みんなの笑いあってる
楽しそうな影

机に消えかけた
文字で書かれてた名前
人差し指でなぞった
甘く好きな名前


このまま眠れば
戻れるかな？
子供でいれたあの頃へ



私の紙ひこうき
みんなを
見送るよう飛んだ

独りで悩んだとき
この空見上げて



渡り廊下で
髪をくすぐってく風
心地よく
振り返ること
忘れさせてくれた


優しく見つめた
流れる雲
私は手を広げ叫ぶ



誰かの紙ひこうき
私の傍を
通り過ぎてく

いつか追い越すから
私は独りじゃ無いの



しゃがみ込んで
泣きじゃくった私



時間が戻ってほしい



けど…





扉を開ければそこに
何が待ってるの


聞こえてきた声
「頑張れ」って
嬉しい
止まらない 涙



落ちてた 紙ひこうき
拾ってまた空に飛ばすよ

零れた涙拭って…
前を向いて…



背中を声に押されて



私は歩きはじめる

『憂国』



扉を叩く
音 聞こえる
まどろみから目覚め
朝日を浴びて
さあ
出掛けよう

きっと歩いてきた
旅の跡は
真っすぐ進んで行ける
想いを築いた



戸惑うこと恐れない
夕闇に咲く 堕ちた都
燃え上がる
炎のシャンデリア
ダンスフロア
独り踊る 君



誓いを立てた剣(つるぎ)に
写し出された心は
罪を犯した過去
切り裂いてく

許されることの無い
朱く染まったこの手を
そっと触れた
君は泣いているの？

ねえ その涙
僕にも
拭うことが出来る？





誰かを護る
力求め
足掻いて掴んだ空
蒼く澄んでいた



ひび割れたこの
世界はまだ
どこまでも行ける
翼広げ

色褪せる
事の無いまま
紡がれた
空と海と大地



破られた盾の約束
まるでガラス細工のよう
ふっと吹きかければ
砕け散った

鐘の音(ね)が鳴る前に
眠り姫に口づけを
黒のベールを指に
絡ませてく

この 胸にある
カケラを
夜空に散りばめる






願うことは罪なの？
希望の
戦を始めろ





剣と盾を振りかざし
君を胸に抱きしめた
駆け抜けた人の波
飛び越していく

静かに聞こえる吐息
膝の上で寝てる君
暖かい温もりが
伝わってくる

どうか このままで
あなたを
君を感じさせて…




風になびく髪かきあげ
穏やかな陽射しの中で
どれくらい二人だけの
刻が過ぎた


振り返れば君がいる
僕らは旅を続ける
出会った仲間と共に
未来へと



いま
光が射す
静かな
剣と盾と華…

体が痛いですよ…。

次の公演はダンスありで、いまダンスの練習をしています。
運動不足がまるわかりですね…(苦笑)



そしてもうひとつ、ある方に声をかけていただいて始めたボイスドラマの方も、音録りが始まりまして本格化してきましたよ。



どちらも初体験。

頑張りますよ〜☆

私がじゃないですけどね。

明日、明後日と本番の知り合いの劇団があります。

そこの出演者が昨日、インフルエンザで降板しました。



今から代役立てて、最悪明日の昼の部を中止にして公演するみたいです。



突然のこと、私も演技指導として駆り出されました。

実は今週の火曜日と水曜日にも、照明プランを考えるために駆り出されてました。



色々起こります。



私は、インフルエンザにかかった子が気掛かりです。

物凄く責任を感じているはずです。

そしてなにより、物凄く悔しいはずです。



体調管理がどうのこうの言われればそれまでですが、ウイルスをもらわない為に出歩かないほうがいいですか？
誰とも会わない方がいいですか？

両方無理です。
これはいわば事故ですよ。
予防は出来るが、あくまでも予防。

確実になんて誰にも出来ません。

現にその子はマスクをしていましたから、予防は一応していました。



だからこそ、その悔しさが計りしれません。



３月には、その子と同じ舞台に出ます。

その稽古も始まっています。

早く、元気な姿を見せてほしいです。

そして、引きずらずいつものその子に戻ってほしいです。

新たな１年が始まりました。

今年も、皆様にとてもよき１年でありますように…。





そろそろ３月の公演に向けて、稽古も本腰を入れねばなりません。

正直、まだまだ手探りにキャラ感を探っております。
…演出と一緒に（笑）



そして、今回は初ダンスです！

踊ります！

振り付けられます！

どっかの愚か者がいらないことを言った為に、ちょっと大変になりそうです！



………殺陣とダンスは別だって言ってたじゃないですか…。



とにかく、今回は初めてのダンスがあるので、別の意味で楽しみです。