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鶴丸

宗三



……理解しがたい現象を前にした時、人間はどのような反応をするのが正解なんでしょうね。


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鶴丸



半年以上来れていなかったんだな。
やれやれ、こうして筆を執るのも久しい話だ。
俺が離れていた理由はまぁ色々とあるにはあるんだが……語るほどの内容でもないな。

また気が向いたら筆を執ることにしよう。
俺だけでなく、宗三もそうするだろうからな。
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鶴丸



……うちの審神者がな、世話になっている万屋の上の娘さんにすっかり惚の字らしくてな。
買い物から帰ってきた審神者の顔といったら……言葉に起こすのも嫌になるくらいなもんだ。
凄く、こう、……なんというんだろうな?締まりのない緩みきった顔だ、あれに名前があるなら是非教えて欲しい。それを渾名にして暫く審神者のことをからかってやろう。そのくらいしても許されるさ。
まぁ機嫌が悪い…とまではいかないが、浮かれきった審神者に朝からあちこち連れ回されてクタクタなんだ。

今日は検非違使と遭遇するためにこれから何度も回った時代に出陣するんじゃなかったのか?昨日の晩の話は何だったのか……はぁ。
…………そうだ!長谷部!是非この頭の痛いお散歩ツアーを代わってやろう。というか、頼む!早く代わってくれ!俺はもう疲れた!このままじゃあ主力の俺が赤疲労だぞ!いいのか!?…ん?何?お前の疲労はどうでも良い?……薄情な奴…。
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宗三


……視界から鬱陶しいのがようやく消えました。
朝から騒がしくて敵いません……そんなに審神者が好きなら近侍にしてもらえば──ああ、いえ。近侍は審神者お気に入りがいますからねえ、彼がなることはありませんね。
ふふ、いい気味です。廊下で嘆かれたり喚かれたりするのは面倒なので、何処か遠くでやって頂きたいものですが。

そういえば鶴丸がまた騒いでいましたね、何で騒いでいたのやら覚えていませんが……。
僕の物覚えが悪いのではなく、鶴丸が騒がしくて何を伝えたかったのか分かりづらいだけですよ。本当です。
それで……ええと、はい。恐らくどなたかとお話しに行くのでしょうね。
彼が嬉しそうにしていたのは間違いありませんし、部屋の中をドタバタと……まあ、あの程度ならあの酔狂な脅かしもないので良いといえば…………。
……、……いえ、やっぱりよくないです。騒がしいのは好きじゃありません。静かにしろと言ってきましょうか。はあ、何故僕がこんな役回りを……この際その辺で薬研あたりを捕まえて押し付けましょうか。

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