心の駄菓子屋くださいな

今日も風太と小太郎が居酒屋に来ましたよ。

駄菓子屋「いらっしゃい！」
風太「こんばんニャ、大将今日もアジ焼いてニャ」
小太郎「今日もぬるめのアツカンニャ」駄菓子屋「はい、よろこんで」
風太「いよいよ秋本番だニャ」
小太郎「ですニャ」
風太「秋と言えば色んな秋があるニャ、スポーツに芸術に読書に食欲、ちなみに小太郎は何の秋ニャ？」
小太郎「オイラはやっぱり食欲ニャ、に松茸にさんまニャ
風太「オイラは芸術の秋、特に音楽ニャ」小太郎「音楽？」
風太「そう音楽ニャ、今、ロシア時代の友達で交響楽団の指揮者してるロベルトが日本にきてるニャ」
小太郎「シートベルトなら知ってるニャ」風太「ロベルトは世界的に有名な指揮者ニャ」
小太郎「指揮者ってなんニャ？」
風太「指揮者はオーケストラを指揮棒一本で操る人のことニャ」小太郎「そう言えばさっき外の工事現場に指揮者さん居たニャ、赤い指揮棒で車をテキパキ整理してたニャ」
風太「そうそう居たニャ、ハイハイ行って行って、止まって止まって、ってちがうニャ」
小太郎「大将、アジまだニャ？」

今日も風太と小太郎が居酒屋に来ましたよ。

駄菓子屋「いらっしゃい！」
風太「こんばんニャ、大将今日もアジニャ」
小太郎「今日もぬるめのアツカンニャ」駄菓子屋「はい、よろこんで」
小太郎「風太兄ぃどうしたニャ？」
風太「親子なんて」小太郎「親子がどうかしたニャ？」
風太「今日親子を見てたらニャ、なんか切なくなったニャ」
小太郎「オイラは楽しくなるニャ」
風太「そっか親が居る小太郎は良いニャ、オイラは天涯孤独ニャ」
小太郎「大将、アジまだニャ？」
風太「小太郎は親子のどこが良いニャ？」
小太郎「そりゃあの柔らかく煮えた鶏肉にとろとろのふんわり卵の絶妙なバランスがたまらんニャ」
風太「そっちの親子かニャまっ小太郎らしいにゃ」
小太郎「風太兄ぃ、後でうまい親子丼ご馳走するニャ」
風太「小太郎」
小太郎「大将、アジまだ？」
風太「えっ？！」
小太郎「アジは別腹ニャ」

父の初七日も終わり、今日からまた仕事です。


そしてお弁当も今日から作ります。

相変わらずの卵焼きに鮭のフライに枝豆にウインナーです。

今日、押し入れの奥から、専門学校時代に受けた、調理師の技術考査の合格証書とその時の試験の採点結果がありました。

６０点以上で合格でしたが、スレスレの教科もありました

やはり嫌いな先生の教科は点が低いようです。

しかしこれは今は必要無いかも

父が亡くなり数日が経ちましたが、現在、僕、母、妹と三人で卓袱（ちゃぶ）台、囲んで夕食食べてます。


部屋が畳の四畳に裸電球何です。

でもテレビは大画面テレビ。

なんかアンバランス

一度、星一徹みたいに卓袱台ひっくり返してみたい