900hPaと猛烈な勢力に発達した台風1号は7日夕方から8日未明にかけて猛烈な勢力を保ったまま沖縄県・先島諸島に最も接近すると予想され、暴風や高波に警戒が必要です。

台風1号は猛烈な勢力まで発達し、7日午前6時には沖縄の南の海上を1時間に25キロの速さで西北西へ進んでいます。
中心気圧は900hPaと3年前の2013年(平成25年)、フィリピンに甚大な被害をもたらした台風30号に匹敵する強さにまで発達し、中心付近の最大風速は60m、最大瞬間風速は85mで中心から半径170km以内は風速25m以上の暴風が吹いています。
台風1号は猛烈な勢力を保ったまま沖縄県・先島諸島に最も接近するため、先島諸島では8日朝にかけて最大風速25m、最大風速35mの暴風が続くと予想されています。
海上では波も高まり、波の高さが9mと、うねりを伴って猛烈にしける見込み。
また、台風から離れた沖縄本島や奄美地方などでもうねりを伴って波が高くなると予想されます。
先島諸島では暴風や高波に警戒して、沖縄県のその他の地域でも低い土地の浸水や落雷・突風に十分注意が必要です。